紀文食品
日本の東京都中央区にある食品メーカー
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株式会社紀文食品(きぶんしょくひん、英: KIBUN FOODS INC.[4])は、主に魚肉練り製品などを製造する食品メーカー。本社は東京都中央区銀座に所在する。
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 機関設計 | 監査等委員会設置会社[1] |
| 市場情報 | |
| 略称 | 紀文 |
| 本社所在地 |
〒104-8101 東京都中央区銀座五丁目15番1号 北緯35度40分6.9秒 東経139度46分3.9秒 |
| 設立 | 1947年(昭和22年)9月26日 |
| 業種 | 食料品 |
| 法人番号 | 4010001041880 |
| 事業内容 | 水産練り製品を主体とした総合加工食品の製造・販売 |
| 代表者 | 代表取締役社長 堤 裕 |
| 資本金 |
44億2580万円 (2021年3月31日現在)[2] |
| 発行済株式総数 |
1920万8181株 (2021年3月31日現在)[2] |
| 売上高 |
連結: 998億5160万5000円 単独: 491億0188万1000円 (2021年3月期)[2] |
| 営業利益 |
連結: 36億3488万3000円 単独: 18億4640万5000円 (2021年3月期)[2] |
| 経常利益 |
連結: 32億9383万2000円 単独: 20億7117万6000円 (2021年3月期)[2] |
| 純利益 |
連結: 26億1709万7000円 単独: 18億4697万3000円 (2021年3月期)[2] |
| 純資産 |
連結: 88億8438万6000円 単独: 75億1671万6000円 (2021年3月31日現在)[2] |
| 総資産 |
連結: 554億5183万1000円 単独: 375億3254万7000円 (2021年3月31日現在)[2] |
| 従業員数 |
連結: 2,664人 単独: 1,052人 (2021年3月31日現在)[2] |
| 決算期 | 3月31日 |
| 会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人[2] |
| 主要株主 |
公益財団法人紀文・保芦記念財団 15.92% |
| 主要子会社 | 主なグループ会社を参照 |
| 関係する人物 | 保芦邦人 (創業者) |
| 外部リンク | https://www.kibun.co.jp/ |
概要
蒲鉾や伊達巻、おでんの材料となる半片、竹輪、薩摩揚げ等が主力商品。「紀文」の焼印が入った商品群も多い。 元来魚肉練り製品は、各地域で水揚げされた魚をその場ですり身に加工して食されていた郷土料理だったが、紀文は冷凍すり身をいち早く使用することで品質の安定化と安定供給を図り、チルド配送によって全国展開。家庭の食材として練り製品を普及させた事が特筆される。
新商品の開発にも積極的で、1996年発売の「チーちく」 や2013年発売の「糖質0g麺」などがある。
日本の伝統文化を次世代に継承するための地道な活動も行う。2008年に開始した「子どもたちに伝えたいお正月絵本作品募集」、作ったおせちを写真投稿する「ずっと伝えたい、我が家のおせち。フォト自慢コンテスト」、子供向け職業体験施設キッザニア東京での「はんぺん職人」アクティビティなどの活動が挙げられる。
CI
3つのハートが1つに組み合わされたソール・バスのデザインによるシンボルマーク「ハートフラワー」は「成長」「人間性」「互いに理解し尊重し合う大切さ」「人間同士の関わりの大切さ」「触れ合いの素晴らしさ」をシンボル化し社員・流通・消費者の心の強い結合、経営理念「革新する心」「挑戦する心」「夢のある心」を表現したものとした[5]。
ハートフラワーが誕生する前は、「かたばみマーク」「味の名門 紀文」のシンボルマークやロゴタイプが使われた。ハートマークと同時に、「おいしいもの、ハートで作ります」というキャッチコピーが使用された時期もある[5]。
古くからあるCMのサウンドロゴは、現在もおせちのCMなどで継続して使用されている。
コーポレートブランドメッセージは『すこやかなおいしさ、日本から』[6]。
沿革
- 1938年(昭和13年) - 東京都中央区八丁堀に、保芦邦人が「山形屋米店」として創業[7]。
- 1940年(昭和15年) - 築地場外市場に支店として「紀伊国屋果物店」を開業、その後「紀文」に改称[7]。
- 1945年(昭和20年) - 築地法光寺敷地で「紀文商店」として海産物卸売業を再開[7]。
- 1947年(昭和22年) - 山久蒲鉾に出資し練り製品事業を開始[7]。
- 1948年(昭和23年) - 株式会社紀文商店を設立[7]。
- 1949年(昭和24年) - 山久蒲鉾を釜文蒲鉾に社名変更[7]。
- 1950年(昭和25年) - 銀座松坂屋を皮切りに百貨店へ出店[7]。
- 1957年(昭和32年) - 紀文商店と製造子会社の釜文蒲鉾を合併し株式会社紀文に改称[7]。
- 1963年(昭和38年) - 業界に先駆けて練り製品オートメーション製造設備を備えた横浜工場竣工[7]。
- 1965年(昭和40年) - 初代シンボルマーク「かたばみマーク」制定[7]。
- 1968年(昭和43年) - 外食事業参入、赤坂に和風スナックを開業、海外進出に向けサンフランシスコ駐在所を設置[7]。
- 1972年(昭和47年) - カナダへの現地子会社やタイでの製造子会社設置を皮切りに、海外進出を本格化[7]。
- 1977年(昭和52年) - 紀文の豆乳を発売[7]。
- 1985年(昭和60年) - CIを導入、シンボルマークを採用[7]。「魚河岸あげ」誕生[7]。
- 1992年(平成4年) - 紀文と旧・紀文食品が合併[8]。
- 1993年(平成5年) - タイに東南アジアの生産拠点完成。
- 1995年(平成7年) - 恵庭工場竣工。
- 1996年(平成8年) - チーちくを発売。同時に特許出願。
- 1997年(平成9年) - 東日本の供給拠点として東京工場完成。株式会社北食、紀文グループに参加。
- 1998年(平成10年) - 東京工場対米輸出水産食品取扱認定施設・対EU輸出水産取扱認定施設 認定取得。紀文タイランドHACCP認定取得。
- 1999年(平成11年)- 東京工場HACCP承認取得(総合衛生管理製造過程)およびISO9002認証取得。(2003年、ISO9001へ移行)
- 2000年(平成12年) - 本社、横浜工場ISO9001認証取得。
- 2001年(平成13年) - 紀文タイランドISO9002認証取得(2008年、ISO9001へ移行)。東京工場ISO14001認証取得。
- 2002年(平成14年) - マルハ(現:マルハニチロ)と水産練製品事業で業務提携を締結[9]。
- 2004年(平成16年) - キッコーマンと資本・業務提携を締結[10]。
- 2005年(平成17年) - 横浜工場HACCP認定取得。海洋食品ISO9001認証取得、HACCP認定取得。
- 2006年(平成18年) - 紀文フードケミファがキッコーマンの連結子会社に[11]。静岡工場HACCP認定取得。
- 2007年(平成19年) - 西日本の供給拠点として岡山総社工場完成。
- 2009年(平成21年) - 恵庭工場、岡山総社工場HACCP認定取得。
- 2010年(平成22年) - 岡山総社工場ISO9001認証取得。船橋工場HACCP認定取得。
- 2013年(平成25年) - 糖質0g麺を発売。
- 2014年(平成26年) - カネテツデリカフーズと業務提携を締結[12]。ISO9001からISO22000へ移行。恵庭工場、船橋工場、横浜工場、静岡工場、岡山総社工場ISO22000認証取得。
- 2015年(平成27年) - 堀川と業務提携を締結[13]。株式会社紀文西日本を設立。
- 2016年(平成28年) - 株式会社紀文西日本岡山総社工場対EU輸出水産取扱認定施設 認定取得。株式会社紀文安全食品センター設立。
- 2017年(平成29年) - 横浜工場対EU輸出水産取扱認定施設 認定取得。紀文安全食品センター、微生物検査に関する国際規格ISO/IEC17025:2005 認定取得。
- 2021年(令和3年) - 東京証券取引所市場第一部に株式を上場[14]。
事業所
- 支社
北海道支社、東北支社、関東信越支社、東京支社、広域第一支社、広域第二支社、直販支社、中部支社
- 工場
恵庭工場、東京工場、船橋工場、横浜工場、静岡工場、岡山総社工場(紀文西日本)
主なグループ会社
関連のある企業
- キッコーマンソイフーズ(旧:紀文フードケミファ) - 豆乳を製造販売。
- 日本デルモンテ - 共同開発商品「Soytime(豆菜飲料)・豆菜食房(豆菜スープ)」
- ベノア(Benoist) - 銀座松坂屋で英国風ティールームなどを展開。
- テクノ・キャリア・システムズ - 食品製造、物流サービスの人材派遣。
- 憶霖紀文股份有限公司 - 台湾の憶霖企業と共同出資に設立。
テレビ番組
- 日経スペシャル カンブリア宮殿 練り物産業のトップランナー 知られざるフロンティア精神(2022年12月15日、テレビ東京)- 社長 堤裕出演[15][16]。