イオンは、イオンチャネル、イオンポンプ、膜輸送体(トランスポーターともいう)を介して、細胞膜の内外を移動する。
イオンチャネルでは、イオンは受動輸送され、イオンの濃度勾配に応じて移動する。即ち、細胞膜の内側と外側を比較すると、一方がイオン濃度が高く、他方がイオン濃度が小さい。そうすると、イオン濃度が高い側からイオン濃度が低い側にイオンが移動する。
イオンポンプでは、イオンは能動輸送されるのだが、Na/Kポンプがイオンポンプの典型例である。このイオンポンプは3個のナトリウムイオンを細胞内から細胞外に排出する一方、2個のカリウムイオンを細胞外から細胞内に移動させる。このプロセスで、1個のアデノシン三リン酸(ATP)がアデノシン二リン酸(ADP)とリン酸に分解する。
膜輸送体(トランスポーター)は、イオンチャンネル及びイオンポンプを包含する概念である。