絽(ろ)は綟り織()で織られる[1]、薄く透き通った絹織物の一種[2]。
月岡芳年『風俗三十二相』より「すずしさう 明治五六年以来 芸妓の風俗」
江戸時代に夏の衣料に用いる生地として発展した織物で[3]、紗の変形に当たる[3]。
大きく分けて、生糸で作る生絽と半練り糸で作る練絽があり[4]、糸の使い方や織り方などによって数多くの種類がある[5]。
通気性が高いので、夏物の着物、帯、袋物などに使われる[6]。
基本的な織り方は羅や紗と共通するが[7]、絽は7・5・3本おきに横糸に2本の縦糸を交差させて織っていくもので[7]、織り上がったものはそれぞれ七本絽・五本絽・三本絽と呼ぶ[7]。
産地としては大聖寺・桐生・八王子などが有名。