翼賛一家大和さん
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日本の第二次世界大戦中、複数人の漫画家によって描かれた家族物の漫画作品である。内容は『サザエさん』の初期のように、ほんわかとしている。小学校から国民学校に名前が変わったなどの時事ネタも存在する。第十四話はミスで第十三話となっている。「翼賛漫畫 進メ大和一家」として昭和17年に日本繪雑誌社から45銭で単行本が刊行されていた(昭和17年4月15日印刷、同年4月25日発行)。長谷川町子の他にも松下井知夫、矢崎茂四、山本一郎などが描いた「翼賛一家大和さん」も収録されている。なお単行本の刊行は、その後一切行われていない。国立国会図書館にも所蔵がないが、国際日本文化センター[1]、昭和館[2]などに蔵書が確認されている。
登場人物
祖父、祖母、父母、子供七人と、11人もの大家族である。キャラクター原案も設定され、各漫画家の作品に統一感を出している。
- 賛平(さんぺい) - 一家の長。48歳。中学校の体育教師をしている。頭が禿げている。
- たみ子(たみこ) - 賛平の妻。45歳。七人の子の母。働き者。
- 武士(たけし) - 賛平の父で隱居をしている。77歳。年の割に矍鑠(かくしゃく)。白い髯を蓄えている。
- ふぢ - 武士の妻。70歳。病気知らずで智識慾が旺盛。スバズバ物を言うのを好む。
- 勇(いさむ) - 賛平の長男。25歳。会社員。熱血漢で行動力が強い。坊主頭。
- さくら - 賛平の長女。21歳。華美な服装、化粧を嫌う。
- 二郎(じろう) - 賛平の次男。20歳。大学生。スポーツ万能。
- みさを - 賛平の次女。17歳。女学生。栄養食の探究が趣味。
- 三郎(さぶろう) - 賛平の三男。12歳。小学生。よく頭に折り紙のかぶとを被っている。
- 稻子(いねこ) - 賛平の三女。8歳。小学生。天衣無縫で純真無垢。
- 昭子(あきこ) - 賛平の四女。2歳の赤ちゃん。