大アントニオス
From Wikipedia, the free encyclopedia
生涯
アレクサンドリアのアタナシオスによると、250年頃、エジプトのコーマで生まれ、敬虔な両親にキリスト教徒としての教育を受けたという。20歳になった頃両親と死別、その後財産を貧しい者に与え、自らは砂漠に籠もり苦行生活に身を投じる。305年頃、アントニオスが町で行った説教に心を打たれた修道僧らと開いたのが修道院の始まりだという。しかし彼はそれでも飽きたらず、再び修行に励み356年、105歳という長寿を全うしたと伝記には記されている。

聖大アントニオスを題材とした作品
美術
諸々の誘惑を象徴するかのような怪物に囲まれ、苦闘する聖アントニオスの姿は美術の題材として好まれ、代表的なものは『聖アントニウスの誘惑』として知られる。ヒエロニムス・ボスの『聖アントニウスの誘惑の三連祭壇画』、マティアス・グリューネヴァルト、マルティン・ショーンガウアーに基づくミケランジェロ・ブオナローティの作品『聖アントニウスの苦悩』や、『聖アントニウス』として知られるアルブレヒト・デューラーの作品、『聖アントニウスと隠修士聖パウルス』を描いたディエゴ・ベラスケスの作品など。
