聖母たちのララバイ

1982年の岩崎宏美のシングル From Wikipedia, the free encyclopedia

聖母たちのララバイ」(マドンナたちのララバイ)は、1982年5月21日にリリースされた岩崎宏美の28枚目のシングル。

B面 赤い糸(1982年盤)
家路(1993年盤)
リリース
時間
概要 「聖母たちのララバイ」, 岩崎宏美 の シングル ...
「聖母たちのララバイ」
岩崎宏美シングル
初出アルバム『夕暮れから…ひとり
B面 赤い糸(1982年盤)
家路(1993年盤)
リリース
ジャンル 歌謡曲
バラード
時間
レーベル ビクター音楽産業
作詞 山川啓介
作曲 木森敏之John Scott
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(4週連続、オリコン
  • 1982年度年間3位(オリコン)[1]
  • 1位(5週連続、ザ・ベストテン
  • 1982年上半期50位(ザ・ベストテン)
  • 1982年年間2位(ザ・ベストテン)
岩崎宏美 シングル 年表
檸檬
(1982年)
聖母たちのララバイ
(1982年)
思い出さないで
(1982年)
収録アルバム夕暮れから…ひとり
ハートブレイク・トワイライト
(9)
聖母たちのララバイ
(TVバージョン)
(10)
試聴
聖母たちのララバイ - YouTube
赤い糸 - YouTube
(共にビクターエンタテインメント提供YouTubeアートトラック)
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制作

概要 音楽・音声外部リンク ...
音楽・音声外部リンク
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Mr. And Mrs. Tideman & End Titles - YouTubeThe Orchard Enterprises提供YouTubeアートトラック)
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原題は「聖母の子守歌」[2]日本テレビ火曜サスペンス劇場』初代エンディングテーマで、当初はエンドロール用に1コーラス分のみ制作された。発売予定はなかったが、視聴者から作品化の要望が殺到したため、正式なレコードとして発売されることになった。

しかし楽曲前半のメロディの大部分が、映画『ファイナル・カウントダウン』の劇中BGM"Mr. and Mrs. Tideman"に酷似していると、同曲の作曲者であるジョン・スコットが抗議した。作曲者の木森は盗用を認め、レコードジャケットの表記を「作曲: 木森敏之・John Scott、編曲: 木森敏之」に修正する必要が生じ、シングル発売が当初の予定から1か月遅れた[3] 。その間のつなぎとして、抽選で200人にカセットテープをプレゼントする企画を行った[4][5]ところ、応募数が35万通[6][7][8]を超えた。これは過去に同様の企画を行った『西遊記』エンディングテーマ「ガンダーラ」の10万通を大きく上回る数であった[6]

歌詞の意味について、作詞者の山川啓介は「(サスペンスドラマが)そのまま終わるより、安らかな気持ちで眠りについてほしいから」と説明している。[9]

発売後

発売2週目にオリコンシングルチャートで1位を獲得。「センチメンタル」以来約7年ぶり、通算3作目のチャート1位シングルとなった。オリコン集計では80万枚を超え、累計では130万枚[10][11]を売り上げ、同年のオリコン年間シングルチャート3位を記録した。TBSザ・ベストテン』では「すみれ色の涙」以来3作ぶりにランクインし(通算14週間)、岩崎唯一の1位獲得作品となった。

同年11月には第13回日本歌謡大賞を受賞。第24回日本レコード大賞の受賞にも期待が高まっていたが、先述の通りジョン・スコットとの連名作品であるため、日本レコード大賞の審査対象外であった[3]

オリジナル・キーはBm〈ロ短調〉で、最高音がDであり、これは当時の岩崎の地声の音域ギリギリであった。そのためテレビやライブ等生で唄う際は半音下げてB♭m〈変ロ短調〉で歌唱していた。オリジナル・キーのカラオケを使用して唄う場合には、サビでファルセットを用いていた。これが当時オリコン誌上で〝半音下げたりファルセットを用いたりすると緊張感に乏しく、良い歌に聞こえない〟と論争を呼んだ。その後現在に至るまでB♭mで唄っているが、1985年頃からは半音下げたキーでもサビにファルセットを用いて歌唱するようになった。アルバム『誕生 〜BIRTH〜』以降の別バージョンは全てファルセットを用いて吹き込んでいる。

翌1983年の春には第55回選抜高等学校野球大会の入場行進曲に採用された。岩崎の楽曲の起用は1976年の「センチメンタル」以来7年ぶり2度目である。

岩崎本人は火曜日に生放送のラジオ出演があったこともあり、火曜サスペンス劇場で流れる「聖母たちのララバイ」は聞いたことが無かった。

収録曲

オリジナル盤

  1. 聖母たちのララバイ(4分18秒)
    作詞:山川啓介/作曲:木森敏之John Scott/編曲:木森敏之
  2. 赤い糸(4分43秒)
    作詞:山崎光/作曲:あすなろ/編曲:萩田光雄

価格

  • 発売当時の価格は700円

1993年再発盤

  1. 聖母たちのララバイ
    • 作詞: 山川啓介、作曲: 木森敏之・John Scott、編曲: 木森敏之
  2. 家路
    • 作詞: 山川啓介、作曲・編曲: 木森敏之
  3. 聖母たちのララバイ(オリジナル・カラオケ)
  4. 家路(オリジナル・カラオケ)

別バージョン

※ライブ音源を除く

  1. 収録アルバム: 『夕暮れから…ひとり』(1982年7月5日発売、2007年4月25日紙ジャケ復刻)/編曲: 木森敏之
    • 『火曜サスペンス劇場』エンディングで使われたTVバージョン。
  2. 収録アルバム: 『誕生 〜BIRTH〜』(1989年11月21日発売)/編曲: 樋口康雄
    • ストリングス、フリューゲルホルン、ピアノにパーカッションを加えたアコースティック・バージョン。
  3. 収録アルバム: 『MY GRATITUDE 〜感謝』(1995年8月23日発売)/編曲: 塩谷哲(元編曲: 樋口康雄)
    • 金子飛鳥&ASKA STRINGSに塩谷のピアノを加えたアコースティック・バージョン。
  4. 収録アルバム: 『30TH ANNIVERSARY BOX』(2004年4月25日発売)/編曲: 寺本正樹
    • 2004バージョン。比較的オリジナルに忠実な編曲。
  5. 収録アルバム: 『PRAHA』(2007年9月26日発売)/編曲: 野見祐二
    • チェコ・フィルハーモニー管弦楽団60人の大編成によるフルオーケストラ・バージョン。

カバー

脚注

関連項目

外部リンク

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