胎盤停滞 From Wikipedia, the free encyclopedia 胎盤停滞(たいばんていたい、英: retained placenta)とは、胎子娩出後、胎子胎盤が母胎盤から剥離しないで子宮内に残存し、一定時間内に排出されない状態である。遺残胎盤とも言う。 ウシでよく見られるが、ヒトでも起こることがあり、分娩後異常出血の原因となり得ることが知られている。掻爬術(英語版)、子宮動脈塞栓術(UAE)に加え、メトトレキサートの投与によるS-hCG値の陰転化後、子宮鏡下での遺残組織の摘出術が行われる[1]。 →「de:Nachgeburtsverhaltung」も参照 ウシにおいて多発し、乳牛における発生率は7%から15%とされる。ウシでは通常、胎子娩出後3時間から8時間で排出されるが、12時間以上経過しても排出されない場合を胎盤停滞という。一般に泌乳量の多いウシ、乾乳期に過肥のウシ、運動不足のウシで発生が多いものの、胎盤停滞の明確な原因は明らかにされていない。地域によってはセレンとビタミンEの欠乏が関与することもある。治療法として自然排出を待ち、排出後に抗生物質を投与する方法、胎盤の用手剥離、胎盤の軽度の牽引、オキシトシン、エストロゲンなどの子宮収縮作用を有する薬剤の投与などがある。 参考文献 山内亮監修 『最新臨床家畜繁殖学』 朝倉書店 1998年 ISBN 4254460201 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104 浜名克己, 中尾敏彦, 津曲茂久編 『獣医繁殖学 第3版』 文永堂出版 2006年 ISBN 4830032065 出典 ↑ 藤島, 理沙; 島岡, 昌生; 山本, 貴子; 宮川, 知保; 葉, 宜慧; 貫戸, 明子; 小谷, 泰史; 鈴木, 彩子 et al. (2016-11-01), 診療 胎盤遺残に対して待機的管理が可能であった6例の解析, doi:10.18888/J00535.2017095137, https://doi.org/10.18888/J00535.2017095137 2025年11月5日閲覧。 関連項目 後産 肥満牛症候群 ケトーシス 難産 子宮無力症 この項目は、獣医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:生物学/PJ:獣医学)。表示編集 Related Articles