脳挫傷
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外傷を受けた側の脳が局所的に障害を受ける一方で、外傷とは反対側の脳表面は広範囲にわたって障害を受ける。これは外力によって慣性を付けた柔らかい脳が硬い頭蓋骨に内側からぶつかって広範囲に挫滅するためと考えられる。
頭部に加えられた衝撃は打撃部位直下に陽圧を、打撃と反対側の部位に陰圧を生じる。打撃側に生じる損傷を直撃損傷(coup injury)、反対側に生じる損傷を反衝損傷(contrecoup injury)と呼ぶ。頭蓋内、脳内は不均一な構造になっているため、剪断損傷 shearing injury を起こすこともあり、また脳幹部と脳底動脈穿通枝とのずれ neurovascular friction によって小出血が生じることもありうる。このような脳実質の挫滅、小出血、続発する浮腫を脳挫傷という。
原因
頭を強く打つなどの外傷。