脾動脈

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脾動脈
脾臓の臓側面
腹腔動脈の枝。Lienal arteryは脾動脈(splenic artery)の旧称であり中央に見られる。脾臓は中央右に位置する。胃がひっくり返され脾動脈が見えるようになっているため、この図の上部に大彎がある。
概要
供給源 腹腔動脈
分岐 膵枝
大膵動脈
左胃大網動脈
短胃動脈
脾柱動脈
後胃動脈
静脈 脾静脈
栄養 脾臓
表記・識別
ラテン語 arteria splenica, arteria lienalis
MeSH D013157
グレイ解剖学 p.605
TA A12.2.12.040
FMA 14773
解剖学用語

脾動脈(ひどうみゃく、英語: splenic artery or lienal artery)は、酸素が加えられた血液脾臓に供給する血管である。腹腔動脈から分岐し、膵臓の上を通る。脾臓への曲がりくねった経路で知られている。

関係

脾動脈は脾臓にたどり着く前に膵臓に分岐する。

分枝説明
膵臓への分枝大膵動脈及び後膵動脈含む膵臓に供給する複数の枝
短胃動脈胃の大彎の上部及び胃底
左胃大網動脈の大彎の中部
後胃動脈の後部、脾動脈よりも上部の胃の領域

脾動脈の分枝は胃の大彎の下部までには達していないことに注意。代わりにその領域は胃十二指腸動脈の分枝である右胃大網動脈により供給される。その点で2つの胃大網動脈が互いに吻合する。

脾動脈は脾腎ひだの層の間を通る。脾動脈は、経路に沿って同様の名前を持つ脾静脈を伴い、脾静脈は肝門脈に流れ込む。

臨床的意義

破裂した脾動脈瘤から超音波で見られる遊離液[1]

動脈瘤はまれであるが腹大動脈腸骨動脈の動脈瘤に続き3番目に多い。妊娠第三期の妊婦に発生する可能性があり、破裂すると50%を超える妊産婦死亡率と70-90%の胎児死亡率をもたらす。危険因子には喫煙高血圧が含まれる。手術のリスクが高い患者を扱うときには経皮的血管内治療が検討されることがある

イメージ

脚注

外部リンク

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