腹壁
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腹壁(ふくへき、英:Abdominal wall)は、解剖学において腹腔の境界を構成する構造。前腹壁と後腹壁に大別される[1]。
全ての腹壁には共通の層構成がみられ、最内層には腹膜が位置する。腹膜には、臓器表面を被覆する臓側腹膜(大・小腸などを覆う)と、腹壁の内面を被覆する壁側腹膜がある。その外側には腹膜外脂肪、腹横筋膜、内・外腹斜筋および腹横筋の腱膜、さらに被覆部位により名称の異なる筋膜(腹横筋膜、腸腰筋膜など)が重層する[2]。
臨床的な用法では「腹壁」はとくに前腹壁を指すことが多く、この場合、上記の層に腹横筋・内腹斜筋・外腹斜筋の三層筋(および腹直筋)が含まれる[1][2][3]。