自然主義 (哲学)

哲学において、超自然的なものに訴えず、自然的なものを基盤にした世界の捉え方 From Wikipedia, the free encyclopedia

哲学における自然主義(しぜんしゅぎ、: naturalism)または哲学的自然主義とは、超自然的なものを持ち出さず[3]、哲学を自然科学と結びつけようとする立場[4]。例えば認識論認知科学と結びつける立場[5]。様々な立場に細分化できるが[1][6]、主に存在論における存在論的自然主義と、方法論における方法論的自然主義認識論的自然主義[7])に分けられる[8][9]。類語に自然化[4]: naturalization[10]

クワイン - 自然化された認識論の提唱者[1][2]

この意味での「自然主義」の用法は20世紀米国ジョン・デューイアーネスト・ネーゲルロイ・W・セラーズクワインらからだが[11]、先駆としてアリストテレス[6][11]ヒューム[6][1][11]J・S・ミル[1][11]ニーチェ[6][12]らを自然主義者と称することもある。

クワインは「ノイラートの船」の比喩で自然主義を説明した[13]。哲学者も科学者もみな一隻の船に乗り合わせて大海を漂っている[13]。航海を続けるには、力を合わせて洋上で船を改修していくしかない[13]

自然主義と対照的な立場として、哲学を特別視し、哲学を科学の基礎とみなす「第一哲学」的な立場がある[1][14]

自然主義は現代において正統的な立場となっているが、超越論哲学などによる自然主義批判[3](反自然主義)もある[15][16]

関連項目

脚注

参考文献

外部リンク

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