自然主義 (哲学)
哲学において、超自然的なものに訴えず、自然的なものを基盤にした世界の捉え方
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哲学における自然主義(しぜんしゅぎ、英: naturalism)または哲学的自然主義とは、神や超自然的なものを持ち出さず[3]、哲学を自然科学と結びつけようとする立場[4]。例えば認識論を認知科学と結びつける立場[5]。様々な立場に細分化できるが[1][6]、主に存在論における存在論的自然主義と、方法論における方法論的自然主義(認識論的自然主義[7])に分けられる[8][9]。類語に自然化[4](英: naturalization)[10]。

この意味での「自然主義」の用法は20世紀米国のジョン・デューイ、アーネスト・ネーゲル、ロイ・W・セラーズ、クワインらからだが[11]、先駆としてアリストテレス[6][11]、ヒューム[6][1][11]、J・S・ミル[1][11]、ニーチェ[6][12]らを自然主義者と称することもある。
クワインは「ノイラートの船」の比喩で自然主義を説明した[13]。哲学者も科学者もみな一隻の船に乗り合わせて大海を漂っている[13]。航海を続けるには、力を合わせて洋上で船を改修していくしかない[13]。
自然主義と対照的な立場として、哲学を特別視し、哲学を科学の基礎とみなす「第一哲学」的な立場がある[1][14]。
自然主義は現代において正統的な立場となっているが、超越論哲学などによる自然主義批判[3](反自然主義)もある[15][16]。