臼太鼓 From Wikipedia, the free encyclopedia 臼太鼓(ウスデーク)は、沖縄本島、その周囲の島々にて女性だけが行う、神に豊年満作を祈願する円陣舞踊。謡と太鼓に合わせて10曲程を踊る。 現在では、沖縄本島を中心に約60か所ほどで伝承が確認されている。また、比較的旋律を長く伸ばして歌う曲が多いことが特徴[1]。 本項では、沖縄県名護市嘉陽地区の臼太鼓について解説する。 沖縄県名護市嘉陽地区では、毎年、旧暦の8月15日に遊び庭(アスイマー)で行う。初めに、旧暦の8月11日に天仁屋殿内(ティンナドゥンチ)にて、酒や果物を供え、豊年、厄払いの祈願をした後、奉納の踊りをする。踊り手は老人女性や婦人で、古くから継承されている。衣装は、紺地の着物に、水玉手ぬぐいを前結びに鉢巻をして、紫帯を前結びに締めている[2]。 太鼓は、戦前は締太鼓が使われていたが、現在は、鋲留め太鼓が使われている[1]。 起源 起源は明らかにはなっていないが、かなり古くから続いている歴史ある行事である[2]。 曲目 嘉陽地区の臼太鼓で、現在まで残り上演されている曲は、9曲ある[3]。 入場曲 いかりかり 臼太鼓の冒頭で、円陣を作る際に歌う。 踊り曲 金武節(きんぶし) 干瀬節(ひしぶし) 思や木(うむやぎー) 仲村渠節(なかんかりぶし) 東駒節(ひがしくまぶし) 恩納節(おんなぶし) 退場曲 今日ぬ誇らさ(きゆぬふくらさ) ちらし曲 九年母ん木(くぬぶんぎー) 退場後に再び円陣を作り踊る。 脚注 [脚注の使い方] 1 2 小林公江 & 小林幸男 2015, p. 2. 1 2 名護市史編さん委員会(編) 2012, p. 772. ↑ 小林公江 & 小林幸男 2015, pp. 15–17. 参考文献 名護市史編さん委員会(編)『名護市史』名護市役所〈本編8 芸能 資料編〉、2012年5月15日。 NCID BB12020017。 小林公江、小林幸男『沖縄県名護市嘉陽の臼太鼓』2015年3月15日。 Related Articles