萬代舘
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| 萬代舘 | |
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| 情報 | |
| 開館 | 1956年 |
| 閉館 | 2007年9月 |
| 用途 | 映画上映 |
| 所在地 |
〒028-5312 岩手県二戸郡一戸町一戸字本町49 |
| 位置 | 北緯37度 東経140度 / 北緯37度 東経140度座標: 北緯37度 東経140度 / 北緯37度 東経140度 |
萬代舘(ばんだいかん、萬代館)は、岩手県二戸郡一戸町一戸字本町49にある建築物(映画館建築)。登録有形文化財。
1909年(明治42年)に人形芝居小屋として創業し、1956年(昭和31年)に映画館としての2代目建物が竣工した。1990年代半ばには常設館としての営業を終えると、以後は多目的ホールとして映画祭、音楽ライブ、寄席などに用いられている[1]。1996年(平成8年)に初開催されたカシオペア映画祭の会場となっている[2]。
旧館(1909年-1956年)
一戸は江戸時代から宿場町として栄え、1893年(明治26年)には日本鉄道(後の東北本線、現在のいわて銀河鉄道線)一戸駅が開業した[3]。1909年(明治42年)、蔵を改造して人形芝居小屋の萬代舘が創業し、旅回りの一座の興行などが行われた[3]。
青森県から岩手県にかけての地域では津軽民謡(津軽じょんから節など)や南部民謡が盛んであり、萬代舘も民謡の興行の会場となった[4]。大正時代に入ると活動写真(映画)も上映されるようになった[3]。1949年(昭和24年)11月17日、萬代舘で一戸町振興町民大会が催された[5]。
現行館(1956年-)

戦後の昭和30年代には映画黄金期を迎え、1956年(昭和31年)に建物が建て替えられた[3]。同年11月22日、萬代舘で岩手県立一戸高等学校の校歌制定記念音楽会が催された[6]。
1991年(平成3年)には二戸地域の住民有志によって地域おこし団体のカシオペア・アカデミーが設立された[7]。1996年(平成8年)にはカシオペア無声映画上映会(後のカシオペア映画祭)を開催し、活弁士の澤登翠を招いて無声映画を上映した。当初は1回限りのイベントの予定だったが、好評だったことから継続的なイベントに発展した[7]。1990年代半ばには常設館としての営業を終えた[1]。
2008年(平成20年)に改修され、2016年(平成28年)8月1日、建物が登録有形文化財に登録された[8]。2024年(令和6年)10月には第28回カシオペア映画祭が開催され、松重豊が出演した『地獄の警備員』、松重豊が出演した『ツユクサ』、松重豊が主演した『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』が上映され、松重豊のトークイベントが開催された[9][10]。
