落合刃物工業

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市場情報 非上場
略称 OCHIAI
本社所在地 日本の旗 日本
439-0037
静岡県菊川市西方58番地
落合刃物工業株式会社
OCHIAI Co, LTD.
落合刃物工業ロゴ
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 OCHIAI
本社所在地 日本の旗 日本
439-0037
静岡県菊川市西方58番地
設立 1919年大正8年)
業種 機械
法人番号 1080401014879 ウィキデータを編集
事業内容
  • 茶摘機・茶園管理機の製造販売
  • 農機具類の製造並びに販売
  • 緑茶および肥料の輸入並びに販売
代表者 代表取締役 落合彬弘
資本金 6,750万円
発行済株式総数 135,000株(普通株式 64,801株 / A種優先株式 70,199株)
売上高 30億3,993万円(2010年10月期)
経常利益 2億2,246万円(2010年10月期)
純資産 28億7,661万円(2012年10月期)
総資産 45億15,57万円(2023年10月期)
従業員数 96名(2024年10月現在)
決算期 10月
関係する人物 落合信平(創業者)
内田三平(茶摘み鋏の発明者)
外部リンク https://ochiai-1.co.jp
特記事項:2024年9月に落合刃物商事株式会社を吸収合併
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落合刃物工業株式会社(おちあいはものこうぎょう、: OCHIAI Co, LTD.)は、静岡県菊川市に本社を置く、茶摘機および茶園管理機械を製造・販売する日本の農業機械メーカーである。

大正8年(1919年)創業の老舗企業であり、日本における茶摘作業の機械化を牽引している[1]

静岡県菊川市(旧小笠郡菊川町)にて創業。当初は手動式の茶摘鋏の製造からスタートしたが、1959年(昭和34年)に動力茶摘機を発明・製品化し、茶業の省力化・効率化に大きく貢献した[1]

現在は、乗用型摘採機から茶園管理機、防除機など、茶業に関する多くの機械を開発・製造している。その技術力は高く評価されており、業界誌において乗用型摘採機の技術解説を担当するほか[2]黄綬褒章科学技術庁長官賞などの公的表彰も受けている[3]。また、地域社会への貢献や環境負荷低減、ダイバーシティの推進にも取り組んでいる。

中国台湾東南アジアアフリカ諸国など、海外の主要な茶産地へも展開している。

業界内での信頼は厚く、主要な農機商工業信用録に長年名を連ねるほか[4]、過去には法人申告所得ランキング(日本の会社ベスト7万社)にも掲載されるなど[5]、堅実な経営基盤を持つ企業としても評価されている。財務体質および経営の健全性においても高い評価を得ており、かつて企業価値検索サービス「Ullet(ユーレット)」のデータにおいては、地元である菊川市内で「経常利益」「総資産」「経営事項審査(評点)」の全ての指標で1位を記録し、地域を代表する企業としての地位を確立している[6]

インターネットを利用した広報活動も展開しており、2025年(令和7年)には公式ウェブサイトを全面刷新したほか、公式SNS(Instagram)を開設。社内の雰囲気や最新の活動状況を積極的に発信している[7]

創業者

創業者の落合信平(おちあい のぶへい)は、現在の菊川市河城地区(旧河城村)の茶農家の出身である。大正時代初期より刃物製造の道に入り、茶摘み鋏の発明者・内田三平に師事し、その技術を受け継いだ。1923年(大正12年)に独立して落合刃物工場を開業した。当初は手作業による「茶刈り鋏(袋付鋏)」の製造から始まった。

昭和30年代には「動力茶摘機」を発明・実用化した。1959年(昭和34年)、国立試験場で行われた実演においてその性能が高く評価され、当社の茶積み木が日本全国で使われるきっかけとなった。

これらの功績により、地元である菊川市からは「市の偉人」として認定され、その足跡が顕彰されている[8]

沿革

  • 1919年大正8年)- 創業者・落合信平が手動式茶摘鋏の制作を開始。
  • 1923年(大正12年)2月8日 - 落合刃物工場を創設(菊川町潮海寺)、茶摘鋏の製造販売を本格化。
  • 1925年(大正14年)- 新工場を増設。農林省より第1種工場の認定を受ける。
  • 1947年昭和22年)- 熊本県農機具工業組合より褒章受章。全国農業機械化展にて銅碑受賞。
  • 1952年(昭和27年)12月25日 - 法人改組し、落合刃物工業株式会社を設立。日本農業機具振興会銀碑受賞。
  • 1959年(昭和34年)- 動力茶摘機を発明し、製造販売を開始。茶業機械化の転換点となる。
  • 1960年(昭和35年)- 茶葉刈取機が昭和35年度静岡県県知事賞を受賞(発明表彰)。
  • 1962年(昭和37年)- 科学技術庁より発明奨励金が交付される。
  • 1964年(昭和39年)- 静岡営業所を開設。茶葉刈取機が社団法人発明協会会長賞受賞。昭和39年度関東地方発明表彰特別賞を受賞。
  • 1966年(昭和41年)- 第7回全国発明コンクール入賞。昭和41年度関東地方発明表彰優秀賞受賞。
  • 1967年(昭和42年)- 関西亀山営業所を開設。科学技術庁長官賞を受賞[3]
  • 1969年(昭和44年)- 九州鹿児島営業所を開設。静岡県知事より発明表彰を受ける。
  • 1981年(昭和56年)- 菊川町西方(現本社所在地)に新工場を建設し、移転操業開始。
  • 1982年(昭和57年)- 事務所及び研究室を建設・移転。
  • 1983年(昭和58年)
    • 1月 - 落合信平が会長に、落合錬作が社長に就任。
    • 3月 - 自動倉庫を建設し、サービス部門業務を開始。
  • 1989年平成元年)- 優良運転管理事務所として静岡県警察本部長・社団法人静岡県安全運転管理協会会長賞を受賞。
  • 1995年(平成7年)
    • 3月 - 中国に浙江落合農林機械有限公司を設立。
    • 農林水産業振興功績により表彰を受ける。
  • 2001年(平成13年)- ISO 9001認証を取得。九州福岡営業所を開設。中小企業退職金共済制度普及への貢献により理事長表彰。
  • 2002年(平成14年)
    • 3月 - 富士銀行(現みずほ銀行)を引き受け手とする無担保・無保証の社債(1億円)を発行。資本金を6,750万円に増資。
    • 10月 - 中国に杭州落合農林機械有限公司を設立。
  • 2004年(平成16年)- 静岡県障害者雇用促進協会会長より感謝状、菊川町長より特別功労表彰を受ける。
  • 2007年(平成19年)11月 - 社長(当時)の落合錬作が黄綬褒章を受章[3]
  • 2008年(平成20年)1月 - 落合益尚が社長に就任。
  • 2014年(平成26年)- 貿易倉庫を増設。
  • 2015年(平成27年)- ISO 14001認証を取得。
  • 2021年令和3年)10月 - 法務省鹿児島刑務所)より乗用型摘採機等の更新整備を受注。
  • 2022年令和4年)
    • 3月 - 杭州落合機械製造有限責任公司(独資)を清算。
    • 6月 - 杭州落合農林機械有限責任公司(合弁会社)に出資。
  • 2023年(令和5年)11月 - 落合益尚が、地域産業振興および茶産地としての名声を高めた功績により令和5年度菊川市表彰を受賞。
  • 2024年(令和6年)2月 - 落合益尚が会長に、落合彬弘が社長に就任。

事業所

本社・工場
営業所

脚注

参考文献

外部リンク

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