落語娘
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叔父の影響で12歳の時に落語に目覚めた香須美は、プロの落語家を目指しひたすら落語に励んでいた。大学の落研で学生コンクールを総なめにして、古典の名手・三松屋柿紅の門を叩いたが、入門を断られてしまう。そんな香須美は、三々亭平佐に拾われて、なんとか前座になるのであった。しかし、平左は業界でも札付きの問題児で、一度も稽古をつけてくれないばかりか、不祥事を起こしたり、遊びでこさえた借金を押し付けてくる始末。ついに寄席にも出入り禁止状態に…。そんな時、香須美は落研の後輩でスポーツ紙の記者をしている清水から、平左が「緋扇長屋」に挑むという話を聞く。実はこの噺は、関わった噺家が次々と怪死を遂げたために封印された、曰くつき呪われた落語だった。
登場人物
書誌情報
- 落語娘(2005年12月12日、講談社、ISBN 978-4-06-213220-6、「ええから加減」を併録)
- 落語娘(2008年6月13日、講談社文庫、ISBN 978-4-06-276004-1、「ええから加減」を併録)