蒲酒造場
日本の岐阜県飛騨市にある酒造メーカー
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概要
当主の蒲家は蒲の冠者源範頼を祖先として飛騨国主姉小路氏に仕えたとされ、屋号を小島屋長右衛門と名乗った[3]。江戸時代前期に古川壱之町に移住した初代蒲登安は飛騨が凶作で飢饉に陥った際に、身命を賭して越中から米を運んだという功績で蒲家繁栄の礎を築いた。その後、1704年(宝永元年)に古川蒲家2代目の蒲幸広が酒造株を取得して創業した。事情は不明であるが一時酒造りから離れたものの、1844年(弘化元年)に酒造りを再開する。
1904年(明治37年)、後に古川大火と呼ばれる古川の市街地の大半を焼き尽くす火災に巻き込まれて蔵が全焼したが、翌々年再建を果たしている。再建を果たした主屋、袖蔵、文庫蔵、仕込み蔵一ならびに仕込み蔵二は2007年(平成19年)に国の登録有形文化財に登録され、古川の土蔵街の一部を構成している。1955年(昭和30年)5月に法人化。
2020年(令和2年)に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い小学校が休校となり、給食で使われる予定であった牛乳を用いたヨーグルトリキュールを開発している。2023年(令和5年)から市内の古川町の行事、三寺参りに因んで市内の大坪酒造店、渡辺酒造店とともに三蔵まいりという催事が行われている[4]。