藤原書店
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1989年11月、出版社「新評論」の編集者であった藤原良雄が新宿区市谷柳町にて設立。翌1990年3月より出版事業を開始。1999年6月、早稲田鶴巻町の現事務所へ移転。
1991年から1995年にかけて、フェルナン・ブローデル『地中海』(全5巻)を出版。研究者の間で翻訳が待望されていた大著であり、創業まもない版元であったことも含め、出版界・学術界・読書界で大きな反響を呼んだ[1]。
藤原良雄は「後藤新平の会[2]」「野間宏の会[3]」の幹事に名を連ねている。また、河上肇の業績を称える「東京河上会[4]」の幹事でもあり、藤原書店では2005年から河上肇賞を主催していたが、2021年の募集をもって最終回となった[5]。
→詳細は「河上肇賞」を参照
2002年に一般読者向けの「藤原書店ブッククラブ」が発足した[6]。 2020年時点で社員10人、「少部数、高価格」を戦略としている[7][8]。また書店に対しては、新刊の委託配本を行わないことで書店員からの積極的な発注を促している[9]。
受賞歴
主な発行物
雑誌
全集・著作集
- 『鶴見和子曼荼羅』全9巻、1997年~1999年。
- 『鶴見和子・対話まんだら』全5巻、2002年~2004年。
- 『内田義彦セレクション』全4巻、2000年~2001年。
- 『ゾラ・セレクション』全11巻、2002年~2012年。
- 『ジョルジュ・サンドセレクション』全9巻、2004年~2013年。
- 『岡部伊都子作品選』全5巻、2005年。
- 『坂本多加雄選集』全2巻、2005年。
- 『森崎和江コレクション:精神史の旅』全5巻、2008年~2009年。
- 『石牟礼道子全集・不知火』全17巻+別巻、2004年~2014年。
- 『石牟礼道子詩文コレクション』全7巻、2009年~2010年。
- 『岡田英弘著作集』全8巻、2013年~2016年。
- 『竹山道雄セレクション』全5巻、2016年~2017年。
- 『多田富雄コレクション』全5巻、2017年~2018年。
- 『中村桂子コレクション:いのち愛づる生命誌』全8巻、2019年~2013年。
- 『全著作:森繁久彌コレクション』全5巻、2019年~2020年。
- 『金時鐘コレクション』全12巻、2018年~刊行中(2024年2月時点)。