藤島桓夫
日本の歌手 (1927-1994)
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経歴
大阪府大阪市西成区出身。大鉄高校卒業後、大阪府内の電話局勤務を経て、1950年に「あゝ東京へ汽車は行く」でタイヘイレコードからデビュー。1954年、「初めて来た港」がヒット。以後、「かえりの港」「さよなら港」などの港シリーズで一世を風靡。
1956年、「かえりの港」で『NHK紅白歌合戦』に初出場。『紅白歌合戦』には7回連続出場している(詳細は下記参照)。
1957年には「お月さん今晩は」がヒットし、マドロス(船乗り)物以外でもヒットが出ることを証明。1960年、設立当時の東芝レコードに引き抜かれる形で移籍した。同年、「月の法善寺横町」が大ヒット。この曲は藤島の最大のヒットとなった。ちなみに実際の地名は「法善寺横丁」だが曲名は「法善寺横町」となっている。その後も長く活躍を続け、1980年にはデビュー30周年記念全国縦断公演を行った。1992年、第34回日本レコード大賞功労賞を受賞。
代表曲
- 破れソフトのギター流し(作詞:松村又一 作曲:星幸男〈遠藤実〉) 1952年
- 初版レコードには「作曲:清水網雄」と記載されている。その事情については遠藤実#人物を参照。
- たった一言なぜ云えぬ(作詞・作曲:小池青磁) 1954年
- 初めて来た港(作詞・作曲:豊田一雄) 1954年
- かえりの港(作詞・作曲:豊田一雄) 1955年
- さよなら港(作詞・作曲:豊田一雄) 1956年
- 流し舟唄(作詞・作曲:豊田一雄) 1956年
- また来た港(作詞・作曲:豊田一雄) 1957年
- 村の駐在所(作詞:松井由利夫 作曲:原六朗) 1957年
- お月さん今晩は(作詞:松村又一 作曲:遠藤実) 1957年
- アンコなぜ泣く(作詞:松村又一 作曲:遠藤実) 1957年
- 凧々あがれ(作詞:松村又一 作曲:遠藤実)1958年
- 憧れの入港/今晩は 一曲いかがですか(1958年12月、JP-1008)
- 五十三次浮かれ双六/あゝ東北本線(1959年1月、JP-1009)
- これが恋なんていうやつか/おもいで岬(1959年2月、JP-1012)
- 村の駐在所/別れの影法師(1959年2月、JP-1017)
- お上りさんだよ/ふるさと燈台(1959年3月、JP-1020)
- 峠をこえる兄妹(五月女ひかりと)(B面:五月女ひかり/里恋い日光和楽)(1959年4月、JP-1024)
- 蹴飛ばしたブルース/そいつァ無理だろう(1959年5月、JP-1031)
- ホロロン物語(B面:赤城博子/青い月夜の帰り道)(1959年5月、JP-1035)
- ふたりの港(B面:深谷時子/海峡かもめ)(1959年6月、JP-1040)
- 笛吹き甚六/さよなら東京の街(1959年6月、JP-1042)
- おもかげ桟橋/男大漁ぶし(1959年7月、JP-1051)
- 小五郎月夜(B面:藤原マエミ/母恋い馬子唄)(1959年7月、JP-1052)
- 島の定期便(B面:奥真智子/恋人さん)(1959年8月、JP-1057)
- ほんとだぜ!!お月さん/ただ今香港停泊中(1959年8月、JP-1058)
- 俺は無宿者(B面:五月女ひかり/舞妓物語)(1959年10月、JP-1077)
- 酒場のママさん今晩は/羽田の夜(1959年11月、JP-1084)
- さよならだけが人生だ(B面:赤城博子/別れの準急列車)(1959年12月、JP-1092)
- 帰ってやれよ/風小僧がやって来た(1960年1月、JP-1094)
- マドロス行進曲/馬車の帰る日(1960年2月、JP-1105)
- 御神火船頭/桶屋の源さん(1960年3月、JP-1114)
- 月の法善寺横町(作詞:十二村哲 作曲:飯田景応)/若い元気なお相撲さん(1960年4月、JP-1122)
- 若い木こりさん/コタンの馬車(1960年5月、JP-1134)
- 哀愁の深夜酒場/どしゃ降り軍歌(1960年6月、JP-1146)
- 汽車(ぽっぽ)が泣いた(B面:若草多佳子/白い花のワルツ)(1960年7月、JP-1152)
- 泣き虫ゴンベエ/さよならあの娘の港(1960年7月、JP-1161)
- 暗い晩だなア(B面:紫ふじ美/そよ風さんは憎い人)(1960年7月、JP-1162)
- 天竜戻り旅(B面:奥真智子/お七恋姿)(1960年8月、JP-1163)
- 地図にない町(B面:滝岡宏/俺は絶対わすれない)(1960年8月、JP-1164)
- 母子巡礼/あの子は東京へ(1960年9月、JP-1172)
- 未練の吹溜り(B面:星野広子/ブルー・ナイト)(1960年9月、JP-1177)
- おもいで港/信濃のリンゴ娘(1960年10月、JP-1186)
- 村づくり音頭(斉藤京子と)(A面:藤山一郎/村づくりの歌)(1960年11月、JP-1190)
- 気ばらなあかんで/インケツさんキンケツさん(1960年11月、JP-1196)
- さいなら口笛(A面:紫ふじ美/おばこ初恋人形)(1960年11月、JP-1200)
- お別れなんだもん/エミちゃんの駒下駄(1960年12月、JP-1208)
- おちば馬子唄(B面:斉藤京子/むすめ牛追唄)(1960年12月、JP-1211)
- 僕らは一緒(A面:若草多佳子/エミイと待ってる港)(1960年12月、JP-1213)
- ザンブリ船唄(B面:紫ふじ美/初恋りんどう)(1961年2月、JP-1225)
- 東京未練(B面:松永香代子/小さな落葉)(1961年3月、JP-1229)
- 思い出の恋文横丁/岬と雲とポンポン船(1961年3月、JP-1234)
- みかえり港/カラスはなぜ鳴く(1961年4月、JP-1241)
- 浅草物語/波止場気質(1961年4月、JP-1249)
- オブさんマドロス(B面:紫ふじ美/初恋レター)(1961年5月、JP-1254)
- 夕焼雲さん/チンドン渡リ鳥(1961年6月、JP-1263)
- ピーヒョロ峠/スモモの駅(1961年7月、JP-1272)
- ボシタ囃子(B面:小唄勝太郎/天草船唄)(1961年7月、JP-1288)
- 波止場物語(泉愛子と)/みかんこ岬のお月さん(1961年8月、JP-1286)
- アホンダラ東京/只今ハワイに停泊中(1961年8月、JP-1290)
- 泣き笑いの人生(白根一男と)(B面:園浦ひろみ/海の薄情者)(1961年10月、JP-1292)
- 雨の新宿コマ通り(B面:大関進/霧と男と駐車場)(1961年10月、JP-1293)
- 浪花の夜/こころの港(1961年11月、JP-1298)
- 忠治子守唄/男の旅路(1961年12月、JP-1312)
- 弥次さん喜多さん(白根一男と)(B面:園浦ひろみ/お供は辛いね)(1961年12月、JP-1314)
- 北風/哀愁の赤電話(1961年12月、JP-1324)
- 親恋道中/南海しぶき(1962年2月、JP-1333)
- お月さん出航だ/船場の恋(1962年3月、JP-1347)
- そよかぜ航路/トテカン恋唄(1962年4月、JP-1362)
- 鳴門大橋音頭(A面:松山恵子/洞海旅情)(1962年4月、JP-1400)
- さいはての恋/思い出の長崎日記(1962年5月、JP-1372)
- 恋のぼんぼり坂(B面:紫ふじ美/津軽の次郎ッペ)(1962年6月、JP-1386)
- 東京おこさ(B面:紫ふじ美/三味とギターの流し唄)(1962年7月、JP-1404)
- 海は宜候/若い瞳(1962年7月、JP-1407)
- 星を見つめる男/ジョンガラ船唄(1962年8月、JP-1414)
- スモモモモモモモモノウチ(A面:紫ふじ美/初恋アンコ)(1962年8月、JP-1415)
- とん堀流し唄/兄弟かもめ(1962年9月、JP-1429)
- オロロン哀歌/男の波止場道(1962年10月、JP-1412)
- 別れの大盃/相馬恋しや(1962年10月、JP-1441)
- マドロス慕情/どんぐり小僧としいのみ娘(1962年10月、JP-1442)
- 純愛航路(B面:紫ふじ美/御免なさいね)(1962年11月、JP-1459)
- いで湯物語(A面:紫ふじ美/湯の町ワルツ)(1962年12月、JP-1475)
- 東京の権兵衛さん/幼なじみは悲しいな(1963年1月、JP-1477)
- 海のない港/夜の潮騒(1963年2月、JP-1494)
- おーい!お月さん/銀座三度笠(1963年2月、JP-1498)
- 東京どじょっこ娘(A面:松山恵子/ガッチャガチャ節)(1963年2月、JP-1503)
- アバヨと言っても/悲恋灯台(1963年3月、JP-1516)
- 儲かりまっか、あきまへんわァ/通天閣(1963年4月、JP-1541)
- 憧れの灯台補給船/東京の風(1963年5月、JP-1529)
- 商魂/浪花の兄妹(1963年7月、JP-1558)
- のれん物語/俺の気持は一万トン(1963年8月、JP-1574)
- 迷惑ぶし/雨の別れ船(1963年8月、JP-1594)
- 十兵衛旅日記(B面:紫ふじ美/すぐにいくから待っててネ)(1963年10月、JP-1606)
- 面影新内(B面:紫ふじ美/ゆっくりなさってネ)(1963年12月、JP-1638)
- ひとり来た町/あの娘は行っちゃった(1964年2月、TR-1014)
- 水掛不動さん今晩わ(A面:紫ふじ美/湯の町芸者)(1964年4月、TR-1037)
- わかれの港(B面:大橋実/波止場がらす)(1964年6月、TR-1063)
- 石松道中ぶし/なさけ舟(1964年7月、TR-1088)
- 恋の博多人形/出船入船(1964年9月5日、TR-1123)
- 御神火岬/おとこの錨(1965年3月5日、TP-1045)
- ほっといてんか/浪花艶歌(1965年7月5日、TP-1101)
- アンコなぜ泣く/お月さん今晩わ(1965年9月5日、TP-1131)
- 好きか嫌いかただ一つ/純情みれん(1966年4月5日、TP-1241)
- 俺は流れ星/涙流して忘れよう(1966年9月5日、TP-1324)
- 明治・大正・昭和 三代小唄/北国旅愁(1966年12月5日、TP-1371)
- 虹のさすらい(B面:園田ひろし/サーカス・マーチ)(1967年2月5日、TP-1399)
- さよならなんて云わないで/心の挽歌(1967年5月5日、TP-1443)
- ふたり川/願望(1967年11月5日、TP-1542)
- 湯島の夜/京おんな(1968年10月10日、TP-2087)
- つらいもんだよさよならは/女心のワルツ(1969年7月1日、TP-2174)
- 新伊予節(B面:まさ子/伊予節)(1969年12月1日、TP-1784)
- 手拍子音頭(松山恵子と)(B面:浜田喜一、神楽坂浮子/ドッコイ甚句)(1970年2月5日、TP-1790)
- 百万石ぶし(B面:金沢景子/加賀ばやし)(1970年5月5日、TP-1802)
- 青葉の賦(B面:竹田節子/七夕ながし)(1970年5月5日、TP-1806)
- ぼんち子守唄/愛されたくて(1970年8月25日、TP-2317)
- 串本節/宮津節(1971年1月10日、TP-1824)
- どんたく音頭(B面:亜里ひろみ/酒馬鹿讃歌)(1971年3月5日、TF-1005)
- ふるさと/川のある町(1971年6月5日、TP-2459)
- 港町慕情/こんどこの世に生れたら(1971年12月1日、TP-2569)
- オランダ坂に花が散る/雨の東京流れ唱(1972年10月5日、TP-2733)
- はぐれ鳥/北国の春(1973年5月5日、TP-2827)
- 縁切り船/恋暦(1974年8月5日、TP-20034)
- 花と野良犬/孤愁(1975年9月20日、TP-20172)
- 藤島桓夫の港町物語/湯の町シャンソン(1975年9月20日、TP-20173)TP-20172と2枚組、芸能生活25周年記念
- 大阪音頭(松山恵子と)(B面:忍直樹/与勘兵衛)(1976年9月20日、TF-1191)
- 見返り美人/月影の人(1977年2月5日、TP-10163)
- 藤原節/別れの大盃(1977年10月5日、TF-1226)
- 月の源太ぶし/ソーラン子守唄(1978年4月5日、TF-1245)
- 花咲港/海つばめ(1978年5月5日、TP-10408)
- 妻恋道中(A面:由紀さおり/すみだ川)(1978年5月5日、TF-1247)
- 流転(B面:白根一男/名月赤城山)(1978年5月5日、TF-1249)
- むらさき小唄(B面:松山恵子/南国土佐を後にして)(1978年5月5日、TF-1250)
- 大利根源流ばやし(B面:津村みち/奥利根旅情)(1979年3月5日、TF-1282)
- 酒と女の男詩/人生音頭(1979年8月5日、TP-10606)
- 夫婦音頭(奥真智子と)/神さま音頭(1979年9月5日、TF-1296)
- さけさけ小唄/幸福(しあわせ)音頭(1980年7月21日、TP-17023)
- 大阪まつり音頭/カラオケ(1980年9月21日、TP-17061)
- 近松人情/思い出橋(1980年10月21日、TP-17065)
- 大大阪音頭(葵ひろ子と)/カラオケ(1982年3月1日、TP-17304)
- みやこわすれ/裏町三度笠(1982年5月、TP-17330)
- 嫁ぐ娘に(作詞・佐藤信/加藤登紀子 作曲:加藤登紀子)/夢見野通り夢番地(作詞:佐藤信 作曲:加藤登紀子)(1984年2月21日、TP-17590)
- 帰ってきたぜ/野菊ちゃん(作詞:杉紀彦 作曲:岸本健介)(1985年8月1日、TP-17744)
- 曲水の宴/おやこ神楽(1985年8月31日、TP-17761)
- やるっきゃない音頭(B面:伍大三郎、京美里/レインボー音頭)(1987年5月1日、TP-17963)
- 夢巡礼/弥太郎しぐれ(1987年11月25日、RF07-2003)
- ええやんか/のれん(1988年5月25日、RT07-2091)
- 思い川(作詞・星野哲郎 作曲:船村徹 編曲:蔦将包)/銭の花(作詞:木下龍太郎 作曲:船村徹 編曲:蔦将包) 1990年
- 大阪みれん/男の舞台(作詞:高橋直人 作曲:花笠薫 ラストシングル) 1992年
- 月の法善寺横町/波止場気質(1965年4月15日、TR-1161、再発)
- ボシタ雑子(B面:小唄勝太郎/天草船唄(ハイヤ節入))(1969年6月1日、TP-1736、再発)
- 月の法善寺横町/初めて来た港(1972年4月5日、TP-2638、再発)
- 新伊予節(B面:まさ子/伊予節)(1972年8月5日、TF-1086)
- 月の法善寺横町/初めて来た港(1977年6月1日、TP-10225、再発)
NHK紅白歌合戦出場歴
| 年度/放送回 | 曲目 | 対戦相手 | ||
|---|---|---|---|---|
| 1956年(昭和31年)/第7回 | かえりの港 | 初代コロムビア・ローズ | ||
| 1957年(昭和32年)/第8回 | お月さん今晩は | |||
| 1958年(昭和33年)/第9回 | 凧タコあがれ | |||
| 1959年(昭和34年)/第10回 | 村の駐在所 | |||
| 1960年(昭和35年)/第11回 | 月の法善寺横町 | 宮城まり子 | ||
| 1961年(昭和36年)/第12回 | 波止場気質 | 藤本二三代 | ||
| 1962年(昭和37年)/第13回 | マドロス慕情 | 五月みどり | ||
| ||||
関連項目
- ソウル・フラワー・モノノケ・サミット(アルバム『レヴェラーズ・チンドン』で「さよなら港」をカバー)
