藤田和夫
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研究内容
主として近畿地方の活断層と地形の成因論を研究した。近畿地方に活断層が多く見られる理由を、琵琶湖の東と西とで地質構造が大きく変わる点に求め、当該地域を特別な地質構造帯として「近畿トライアングル」と名付けた。また、六甲山地の隆起史に関する研究から六甲山地における一連の地殻変動の過程を六甲変動と名付けた。この研究は、日本における実証的な山地隆起過程の研究の嚆矢である。
地学団体研究会に属しながらも、プレートテクトニクス論を拒絶することなく、グローバルな視点で日本列島の形成史を捉え得るものとして歓迎した。
第22回秩父宮記念学術賞受賞。
2008年12月1日死去。正八位から正四位に昇叙された。