蜷川順子
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人物
特にルネサンス期の北方絵画、初期ネーデルラント絵画史の研究者として知られている。ヒエロニムス・ボス、ロヒール・ファン・デル・ウェイデン、ファン・エイク、ハンス・メムリンクらの絵画の研究について、独創的な業績がある。オランダ給費留学生の期間を含め、3年半にわたってオランダ国立フローニンゲン大学考古学美術史研究所へ留学し、研鑽を積んだ。神学、宗教史、教会史、美学、哲学など、美術史学の周辺領域についての該博な知識を援用したオーソドックスな研究方法、豊かな着想を本領としており、中世のみならず近代美術にいたるまで、その関心の幅も広い。学会では鋭い論客として知られているが、人柄はおっとりとした姉御肌で、若手研究者や学生の厚い信望を集めている。