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蟹ケ谷

神奈川県川崎市高津区の町名 From Wikipedia, the free encyclopedia

蟹ケ谷(かにがや)は、神奈川県川崎市高津区の大字[5]。住居表示は未実施である[6]。面積は42.4 haである[2]。

概要 蟹ケ谷, 国 ...
蟹ケ谷
大字
北緯35度33分51秒 東経139度37分53秒
国 日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川県
市町村 川崎市
行政区 高津区
地区 橘出張所
人口情報(2025年(令和7年)12月31日現在[1])
 人口 8,265 人
 世帯数 3,850 世帯
面積([2])
  0.423650702 km²
人口密度 19509 人/km²
設置日 1937年(昭和12年)
郵便番号 213-0025[3]
市外局番 044(川崎MA)[4]
ナンバープレート 川崎
ポータルアイコン ポータル 日本の町・字
ポータルアイコン ポータル 神奈川県
プロジェクト 日本の町・字
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地理

高津区の南東端[7]、下末吉台地の北東部に位置する[5]。北端を矢上川が流れ、丘陵地に谷戸が刻み込まれた地形となっている[8]。一帯は宅地化がなされている[9]。西端にも近い蟹ヶ谷槍ケ崎公園付近で最も標高が高く、神奈川県道106号子母口綱島線が南北に通っている(高津区子母口と下田町・高田町・綱島とを繋ぐ)。

北端で矢上川を挟んで高津区子母口や明津と、東端で中原区井田と、南端で横浜市港北区下田町と、西端で高津区久末と接する。

小字

蟹ケ谷の小字には、鎗ヶ崎(槍ケ崎)・西の森・池の里・緑下・東神庭(ひがしかみにわ)・仲町・西田原・往古滝・四方嶺・清水がある(地番順)[10]。

地価

住宅地の地価は、2025年(令和7年)1月1日の公示地価によれば、蟹ケ谷字清水313番50の地点で22万7000円/m²となっている[11]。

歴史

中世以前

当地の東端に隣接する井田からは神庭遺跡、井田伊勢台遺跡など縄文時代から古墳時代にかけての遺跡が多数発見されている。[8]

中世には、当地の東端と井田との境界付近を鎌倉道下道が南北に通り、源頼朝が鞍をかけたと伝わる松がある[9]。専念寺の敷地には安元年間に伊東祐清の子息である祐高が蟄居したと伝わっている[12]。

江戸時代

江戸時代はじめ、当地は旗本の小幡氏領であったが、1697年(元禄10年)に天領となった[8]。石高は、正保期の『武蔵田園簿』で46石あまり、『元禄郷帳』で61石あまり、『天保郷帳』や幕末の『旧高旧領取調帳』では66石あまりであった[5]。低地や谷戸には水田が広がり、台地上には畑が作られていた[9]。

明治以降

明治維新以降当地は神奈川県に属し、行政上は蟹ケ谷村→橘村→川崎市というように推移していった[13]。また子母口と当地とを繋ぐ新道が作られた(現在の神奈川県道106号子母口綱島線の前身)。昭和に入ると、帝国海軍が通信隊を設置し、戦時中には地下壕も設けられた[14]。

戦後しばらくは農村であり続けたが、1960年(昭和35年)以降宅地化が進行していった[9]。なお、旧海軍の建てた鉄塔のうち1基は航空無線の施設に転用され、戦後も長く使われた[5]。

1989年には集中豪雨による土砂崩れが起こり、住民と消防隊員の6名が死亡する惨事となった[15]。

地名の由来

いくつかの説がある[8]。

神庭(かにわ)説
1625年(寛永2年)の知行状に「橘樹郡加丹羽村」とあること、また神庭遺跡から勾玉などが出土していることから推測されるように、「祭祀を行う場所」という意味合いの「神庭」(かにわ)から転じた。
自然地名説
急な崖を意味する「カニ」から、「急な崖の多い谷戸」の意味合いで付いた。当地の小名として残る「滝ヶ谷」の「タキ」も、カニと同じ意味である。
蟹説
当地の崖下からは湧き水が出て、そこにサワガニが多く住み着いていたことから、「サワガニのいる谷戸」という意味合いで付いた。

沿革

世帯数と人口

2025年(令和7年)12月31日現在(川崎市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。

さらに見る 大字, 世帯数 ...
大字世帯数人口
蟹ケ谷 3,850世帯 8,265人
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人口の変遷

国勢調査による人口の推移。

さらに見る 年, 人口 ...
人口推移
年 人口
1995年(平成7年)[18]
5,788
2000年(平成12年)[19]
6,786
2005年(平成17年)[20]
6,992
2010年(平成22年)[21]
7,733
2015年(平成27年)[22]
8,472
2020年(令和2年)[23]
8,298
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世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移。

さらに見る 年, 世帯数 ...
世帯数推移
年 世帯数
1995年(平成7年)[18]
2,080
2000年(平成12年)[19]
2,471
2005年(平成17年)[20]
2,628
2010年(平成22年)[21]
2,992
2015年(平成27年)[22]
3,417
2020年(令和2年)[23]
3,483
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学区

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2024年3月時点)[24][25]。

さらに見る 番地, 小学校 ...
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事業所

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[26]。

さらに見る 大字, 事業所数 ...
大字事業所数従業員数
蟹ケ谷 72事業所 379人
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事業者数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移。

さらに見る 年, 事業者数 ...
事業者数推移
年 事業者数
2016年(平成28年)[27]
71
2021年(令和3年)[26]
72
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従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移。

さらに見る 年, 従業員数 ...
従業員数推移
年 従業員数
2016年(平成28年)[27]
331
2021年(令和3年)[26]
379
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交通

路線バス

川崎市交通局が当地と武蔵新城駅・武蔵小杉駅・元住吉駅などとを結ぶバスを運行している。東急バスが武蔵新城駅と綱島駅、高田駅とを結ぶバス、当地と溝の口駅を結ぶバスを運行している。いずれも蟹ヶ谷バス停(蟹ヶ谷槍ケ崎公園の前)を発着する。

東急バスがさくらが丘Issac日吉(蟹ヶ谷バス停からは東へ500m)と日吉駅とを結ぶ小型バスを運行している。

道路

神奈川県道106号子母口綱島線が当地を通過している。また、それにほぼ並行して宮内新横浜線の計画がある。

施設

その他

日本郵便

警察

町内の警察の管轄区域は以下の通りである[29]。

さらに見る 大字, 番・番地等 ...
大字番・番地等警察署交番・駐在所
蟹ケ谷全域高津警察署久末交番
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脚注

参考文献

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