西通
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藩政時代、下北郡田名部村から同郡川内村を経由して、同郡脇野沢村へ至る南部藩の脇街道。
名前の由来は、下北半島西部南側の陸奥湾沿岸を西通(田名部から西に向かうため)と称することによる。国道338号 田名部~脇野沢の路線に相当する。なお、現在では国道338号は脇野沢から北上し、牛滝集落付近、佐井本村、大間町に至るが、佐井村である牛滝湊以北は北通である。
脇野沢から「小舟、漁船」による海の道が日常的に用いられ、陸路の旅は一般的ではなかった。安渡湊付近、戸沢と川内の間、蠣崎と小沢の間などに山々が海岸まで迫る険しい地形のためである。
街道の各岸には田名部七湊のうち、大平、川内、脇野沢の3湊があり、諸湊と田名部代官所の連絡路として活用されていた。