解題
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| 研究 |
|---|
| 対象 |
| 料紙 |
| 装丁 |
| 寸法 |
| 書籍の一部分 |
解題(かいだい、英: a bibliographical introduction)とは、特定の図書に関する説明のことである。図書解題、著作解題の略称としても使用される。
著作者等の伝記、執筆や編纂の動機や経緯、著述の由来や書誌的な来歴、内容や特徴、書名、出版事項、巻冊次、巻冊数、版式、装幀のような事項を、解題の対象とするのが、一般的である[1]。ただし解題すべき図書の種類によって、記述内容および方式は異なる[2]。場合によっては、批評や批判が含まれることもあるし、古典的な著作の場合は、研究史等が記述されることもある[1]。
解題は研究の指針や参考文献の手引となるものであり、とりわけ書誌学への関心の高まった江戸時代後期から発達したが、さらに昭和の初め以後に書誌学の進歩につれて解題の水準も向上し精密になった[1]。特に文学書や歴史的に重要な著作の復刻あるいは翻訳書の巻末に付けられることが多い[1]。
なお説明がいくらか簡単あるいは平易なものは「解説」と呼んで区別される[3]。