許慎 From Wikipedia, the free encyclopedia 出生 生年不詳豫州汝南郡召陵県死去 没年不詳拼音 Xǔ Shèn字 叔重許慎 後漢太尉南閤祭酒・洨県県長出生 生年不詳豫州汝南郡召陵県死去 没年不詳拼音 Xǔ Shèn字 叔重主君 明帝→章帝→和帝→殤帝→安帝→北郷侯→順帝→沖帝→質帝→桓帝[1]テンプレートを表示 許 慎(きょ しん、生没年不詳)は、中国後漢の儒学者・文字学者。字は叔重。汝南郡召陵県(現在の河南省漯河市郾城区)の人[2]。子に許沖。最古の部首別漢字字典『説文解字』の著者として知られる。 経書をひろく学び、賈逵から古文学を受けた。古文経学の大家の一人。馬融は常に彼を尊敬していたという。世に「五経無双の許叔重」と称せられた。汝南郡の功曹となり、孝廉で中央に挙げられ、太尉南閤祭酒、洨県県長に任ぜられた。 生没年 生没年については正史に記載がないが、清の厳可均(中国語版)は『後漢書』南蛮西南夷列伝に「桓帝のとき(146年 - 168年)に尹珍(中国語版)が許慎と応奉に学んだ」とあることから、このころまで生きていたと考え、また『説文解字』序が書かれた100年に少なくとも30歳には達していたはずだとして、明帝の永平年間(58年 - 75年)の生まれと考えた[3]。陶方琦(中国語版)もこれに同意している[4]。 なお、日本の頼惟勤は和帝から安帝の時代にかけての人物と述べており[5]、『ブリタニカ国際大百科事典』においては「明帝から和帝頃まで官に仕えた」と記している[6]。また、『旺文社世界史事典』においては生没年を「30年 - 120年」と[7]、『百科事典マイペディア』においては生没年を「30年 - 124年」とそれぞれ明記している[8]。 著書 著書に『五経異義』『説文解字』『淮南鴻烈間詁』がある。『五経異義』は古文学の立場から経学を論じたものだが、後に鄭玄は『五経異義』を反駁して『駁五経異義』を著している。 『説文解字』は現在に伝わっており、『淮南鴻烈間詁』も現行本『淮南子』の注21篇のうち8篇に採用されている。『五経異義』は散佚したが、清の陳寿祺(中国語版)によって輯佚された『五経異義疏証』がある。 脚注 ↑ 安帝期以降の生存については諸説ある。 ↑ 尾崎雄二郎 / 改訂新版 世界大百科事典『「許慎」の意味・わかりやすい解説』平凡社、コトバンク。https://kotobank.jp/word/%E8%A8%B1%E6%85%8E-53381#w-53381:~:text=%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E8%A7%A3%E8%AA%AC-,%E8%A8%B1%E6%85%8E%20(%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%97%E3%82%93),-X%C7%94%20Sh%C3%A8n。2026年4月16日閲覧。 ↑ 厳可均「許君事蹟考」『説文校議』。https://archive.org/stream/02076519.cn#page/n100/mode/2up。 ↑ 陶方琦「許君年表攷」『許学叢書』。https://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/ho04/ho04_00621_0001/。 ↑ 頼惟勤 / 日本大百科全書(ニッポニカ)『「許慎」の意味・わかりやすい解説』小学館、コトバンク、2018年6月19日。https://kotobank.jp/word/%E8%A8%B1%E6%85%8E-53381#w-53381:~:text=%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%9D%E3%83%8B%E3%82%AB)%20%E3%80%8C%E8%A8%B1%E6%85%8E%E3%80%8D%E3%81%AE%E6%84%8F%E5%91%B3%E3%83%BB%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E8%A7%A3%E8%AA%AC-,%E8%A8%B1%E6%85%8E,-%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%97%E3%82%93。2026年4月16日閲覧。 ↑ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典『「許慎」の意味・わかりやすい解説』コトバンク。https://kotobank.jp/word/%E8%A8%B1%E6%85%8E-53381#w-53381:~:text=%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E8%A7%A3%E8%AA%AC-,%E8%A8%B1%E6%85%8E,-%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%97%E3%82%93%0AXu。2026年4月16日閲覧。 ↑ 旺文社世界史事典 三訂版『「説文解字」の解説』旺文社、コトバンク。https://kotobank.jp/word/%E8%AA%AC%E6%96%87%E8%A7%A3%E5%AD%97-87429#:~:text=%E8%A7%A3%E5%AD%97%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%A7%A3%E8%AA%AC-,%E8%AA%AC%E6%96%87%E8%A7%A3%E5%AD%97,-%E3%81%9B%E3%81%A4%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%8B%E3%81%84。2026年4月16日閲覧。 ↑ 百科事典マイペディア『「説文解字」の意味・わかりやすい解説』平凡社、コトバンク。https://kotobank.jp/word/%E8%AA%AC%E6%96%87%E8%A7%A3%E5%AD%97-87429#:~:text=%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E8%A7%A3%E8%AA%AC-,%E8%AA%AC%E6%96%87%E8%A7%A3%E5%AD%97%E3%80%90%E3%81%9B%E3%81%A4%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%8B%E3%81%84%E3%81%98%E3%80%91,-%E5%8D%98%E3%81%AB%E3%80%8A%E8%AA%AC%E6%96%87。2026年4月16日閲覧。 典拠管理データベース 全般ISNIVIAFFAST国立図書館ドイツアメリカ日本オーストラリアチェコオランダノルウェーイスラエル2学術データベースCiNii BooksCiNii Research人物Troveその他Yale LUX Related Articles