訳アリ心霊マンション

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ジャンルホラーコメディ[1]
作者ネブクロ
出版社新潮社
掲載サイトくらげバンチ
訳アリ心霊マンション
ジャンル ホラーコメディ[1]
漫画
作者 ネブクロ
出版社 新潮社
掲載サイト くらげバンチ
レーベル バンチコミックス
発表期間 2022年5月13日[2] -
巻数 既刊6巻(2025年10月9日現在)
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訳アリ心霊マンション』(わけアリしんれいマンション)は、ネブクロによる日本漫画作品。新潮社が配信するウェブコミックサイト「くらげバンチ」にて2022年5月13日より連載中[2]。ネブクロにとっては初の連載作品である[3]

心霊現象が多発するマンションを購入した大家が、入居者である幽霊や怪異たちと共同生活を送る様子を描いたホラーコメディ[4]

2021年、作者個人のXアカウントに投稿された短編漫画を前身とし、新潮社くらげバンチ編集部主催の「第17回くらツイ漫画賞」での大賞受賞を経て連載化された[5]

WEBマンガ総選挙2023」で第2位に選ばれたほか、「次にくるマンガ大賞2023」「次にくるマンガ大賞2025」のWebマンガ部門で、それぞれ4位、9位を受賞している[6][7][8]

主人公の東雲薫は、貧困生活からの脱却と不労所得を目指し、相場よりも格安で販売されていた中古マンションを一棟買いする。しかし、その物件は幽霊や悪霊が巣食う、いわゆる「事故物件(心霊マンション)」であった。内見希望者は心霊現象に怯えて逃げ帰り、入居者は一向に決まらない状態となる。

借金返済と満室経営を目指す東雲は、除霊によって幽霊を排除するのではなく、彼らを「入居者」としてマンションに住まわせることを思いつく[9]

登場人物

東雲薫(しののめ かおり)
主人公。貧乏育ち。不労所得に憧れてマンションを購入し、「東雲マンション」の大家となった。幽霊や化け物に対して恐怖を抱くことがなく、人と同じようにフラットに接している[10]。柔道黒帯を取得しているなど、喧嘩には強い一面を持つ。

東雲マンションの住人

カミキリ
東雲マンションの近くの神社に祀られていた。神社に人が来なくなり独りであったため、人間と遊ぶために、神社に来た子供を襲っていた。現在は101号室に入居している。お悩み相談が得意で、マンションに住んでからはコールセンターの仕事をしている。祓い屋からは廃神社の「神切り様」として語られていた存在。妖刀「神斬り」として大昔に邪神を祓うために打たれた刀でもある。
竹内真(たけうち まこと)
上司の行きすぎたパワハラなどが原因で自殺し、霊になった。霊になってからは何度もビルから飛び降りを行なっていたが、東雲にそれほど不満があるなら上司を殴れば良いと提案され、実際に上司を殴って未練がなくなる。その後、成仏しようとしたところを東雲に引き止められ、401号室に入居した。何度も飛び降りていたことを活かし、現在はバンジージャンプの仕事をしている。筋トレが趣味である。
小椋有希(こぐれ ゆき)
30年ほど前にマンションに住んでいた女性。絵を描くのが好きで美大生となったが、周りとの比較に悩み次第に憎悪で筆を動かすようになった結果「見たら死ぬ絵」を描きあげ、そのまま自身も自殺してしまい、霊になった。東雲と一緒にしりとりをする過程で絵が好きになったきっかけを思い出し、無害な霊となった。元から大家の隣の部屋に居たため、以降もその部屋に住んでいる。

日下部家

日下部ツヅミ(くさかべ ツヅミ)
代々祓い屋をやっている日下部家の娘。祓い屋としてはそこまで強い方ではない。最初は東雲のやり方に困惑し、辞めさせようとしていたものの、行動を共にするうちに東雲を尊敬するようになる。以来は東雲マンションの管理人となり、本家に東雲について無害だと思ってもらうために奔走している。霊が一切見えない体質であり、父が自身の視力を代償に作ったメガネをかけて、霊を見ている。
日下部スズ(くさかべ スズ)
ツヅミの弟で日下部家の次男。昔、日下部家の次男が除霊に失敗して霊に末代まで次男を呪うと恨みをかってしまったため、女装することで呪詛をいなしている。呪い回避のために女寄りの格好をすることは好きではなかったが、可愛い格好自体は趣味。

主な受賞歴

  • 第17回 くらツイ漫画賞 - 大賞[5]
  • WEBマンガ総選挙2023 - 第2位[6]
  • WEBマンガ総選挙特別編 - 第3位
  • 次にくるマンガ大賞2023(Webマンガ部門) - 第4位[11]
  • 次にくるマンガ大賞2025(Webマンガ部門) - 9位[8]

制作背景

ネブクロは、以前より出版社への持ち込みを行っていたが一向に採用されず、貯金や年齢に対する焦りを感じていた。その結果、「危機感に逆切れ」し、「好きなものを描いてネットに上げてストレス発散しよう」という動機でXに本作の原型となる短編漫画を公開した[4]。この投稿を目にした『くらげバンチ』編集部の担当者が接触し、同編集部主催の「第17回くらツイ漫画賞」への応募を勧めた[4]

同賞にて大賞を受賞した後[5]、2022年5月より『くらげバンチ』での連載が開始された。

ネブクロはインタビューにおいて、ホラー作品特有の演出(主人公が気絶している間に事態が解決する、危険な場所への説明がない等)に対して違和感を持っていたと述べており、そうしたツッコミたくなる矛盾点に着目したことが本作を着想したきっかけだと語っている[1]。また、ネブクロ自身が「ホラーコメディ」と位置付けており、ホラー描写の後にはコメディ要素を入れるなど、読みやすさを重視し普段ホラー物を読まない人にこそ刺さるように描いていると語っている[12]

書誌情報

  • ネブクロ『訳アリ心霊マンション』 新潮社バンチコミックス〉、既刊6巻(2025年10月9日現在)
    1. 2022年10月7日発売[13]ISBN 978-4-10-772533-2
    2. 2023年5月9日発売[14]ISBN 978-4-10-772595-0
    3. 2024年1月9日発売[15]ISBN 978-4-10-772674-2
    4. 2024年9月9日発売[16][17]ISBN 978-4-10-772746-6
    5. 2025年3月7日発売[18]ISBN 978-4-10-772807-4
    6. 2025年10月9日発売[19]ISBN 978-4-10-772867-8

コラボレーション

脚注

外部リンク

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