谷口雅彦写真アーカイブ室
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谷口雅彦写真アーカイブ室・旭川
写真家・谷口雅彦(1967-)の撮ったネガ、ポジ、デジタルデータ、写真作品(オリジナルプリント、主にビンテージ)、及び写真展、写真に関するイベント、出版、新聞雑誌などの掲載記事、撮影メモ、日記、作品制作過程やプロジェクトの映像やメディア出演の音声や映像などを保存管理(アーカイブ)し、将来的に有効活用する目的で設けられた。
現在は原則非公開であるが、写真の二次使用、展覧会などの写真プリントの貸し出しを行っている。
また明治期から昭和期にかけて、市井に埋もれた写真やネガなどを発掘し、家族のアルバム写真や物故者が生前に趣味や仕事で撮った写真やネガなどをご遺族から寄贈を受ける形でアーカイブし、再評価や見直しをして未来に活用する近現代写真発掘活用プロジェクトを進めている。 2022年に設立された旭川市民による活動「あさひかわ写真アーカイブ研究会」(代表・谷口多恵子)とは協力関係にあり、谷口雅彦本人は、会の代表顧問に就任している。
- ENKEN NIPPON MODERN PHOTO COLLECTION(通称・ENKENコレクション)
明治期から昭和期にかけて撮影された写真とネガを収集している。 主に明治期から大正期は、ティンタイプ、アンブロタイプ、P.O.P、鶏卵紙、昭和期は、主にゼラチン・シルバー・プリント、カラータイプC、等などの印画(プリント)、ほかにゼラチン乾板、ポリエステルベース135・120サイズネガ等のネガも収集している。旭川に関する写真、ネガ、資料も積極的に収蔵。寄贈も積極的に受け付けている。
- 近現代写真発掘活用プロジェクト
- 写真師中鉢直綱研究室
- 旭川市民活動団体「あさひかわ写真アーカイブ研究会」(「谷口雅彦写真アーカイブ室」とは協力関係)
- 窪田清アーカイブ(集中研究整理の為、あさひかわ写真アーカイブ研究会から一時的に所管)
- 谷口多恵子メディアアーカイブコレクション(2002年以降から現在に至るまでの新聞切り抜き、テレビ番組の記録・VHS、DVD)
谷口雅彦写真アーカイブ室・湘南
- 「からだと日々の写真研究所」
- 「新夏燈 -SHINKATOU-」(写真集出版・プロダクツ等の制作、販売)
沿革
- 1998年8月に開催した谷口雅彦写真20年記念写真展『二十年記77/98』(北海道東川町・文化ギャラリー 協賛 オリエンタル写真工業株式会社)と2007年8月に開催した写真30年記念写真展『Session-からだについての写真表現-』(北海道深川市・ギャラリー東洲館)でのビンテージプリント、モダンプリントなどを基本にアーカイブプロジェクトがスタート。
- 2007年9月2日:谷口のふるさと北海道旭川市内に、「谷口雅彦写真アーカイブ」として設立。のちに「谷口雅彦写真アーカイブ室」となる。室長に谷口の母・谷口多恵子が就任。
- 2017年1月26日:写真人生40年を迎えた谷口雅彦の、40年の写真作品・言葉などを全集としてZINEレーベルのスペクターズより発表していく「谷口雅彦写真40年記念写真全集出版プロジェクト」がスタート。同年11月7日までに10冊のZINEを出版。そのほとんどの写真や文章、日記はアーカイブ室から。
- 2018年10月1日:谷口雅彦写真アーカイブ室(北海道旭川市)の分室として、神奈川県藤沢市に谷口雅彦写真アーカイブ湘南分室を設立。
- 2020年2月2日:谷口雅彦写真アーカイブ室で兼ねていた近現代写真発掘活用プロジェクトを、谷口雅彦写真アーカイブ室内に新設したENKEN NIPPON MODERN PHOTO COLLECTION(通称・ENKENコレクション)内に移管。
- 2020年2月4日:谷口雅彦写真アーカイブ室湘南分室を谷口雅彦写真アーカイブ室・湘南と改称、旭川を谷口雅彦写真アーカイブ室・旭川と改称。引き続き、写真家谷口雅彦の写真活動、写真、ネガ、付随する資料のすべてをアーカイブする機関として存在。
- 2021年10月:ENKENコレクションで、明治期の旭川第七師団内の建築途中の写真(撮影者・中鉢写真館・中鉢孝<こう>)を入手、旭川で初めての写真館であること。公には、それ以上が分からない現状を知り、重点的に調査を始める。
- 2022年2月:谷口雅彦写真アーカイブ室・旭川に、谷口雅彦が写真を撮り始めた9歳の頃から18歳で上京するまでに撮ったネガやビンテージプリント、メモや日記、絵、書、その他制作物資料などを集約し、今年度から少年期の写真を数回の展覧会で発表していくためのアーカイブプロジェクトをスタートする。
- 2022年4月、東京都内に写真師中鉢直綱のご子孫が住んでいることを突き止め、ご自宅にお邪魔してお話をお聞きする。
- 2022年5月:ご子孫が遺して下さっていた中鉢直綱の資料を基に、写真師中鉢直綱研究室を、谷口雅彦写真アーカイブ室内に設立する。
- 2022年5月27日:故郷旭川に市民活動団体「あさひかわ写真アーカイブ研究会」を旭川市民有志と設立。谷口雅彦が顧問に就任。当室とは協力関係とする。
- 2022年6月6日から12日:谷口雅彦写真アーカイブ室のアーカイブ研究の成果展として、北海道旭川市で『まさひこ君と写真家谷口雅彦』展①~写真への誘い~を開催。以降、シリーズとして展開予定。
- 2022年11月17日から30日まで:谷口雅彦が、令和4年度旭川市文化奨励賞を受賞した記念として、旭川市内のギャラリーで写真展を開催することに伴い、「谷口雅彦写真アーカイブ室」所蔵の谷口の45年に渡る過去作品(ビンテージプリント含む)から、セレクトし約100点展示。14日間の展示にはのべ1000人弱の来場者があった。
- 2023年5月‐北海道旭川市の新聞『あさひかわ新聞』にて「谷口雅彦の写真の話」を連載スタート。(毎月第一火曜日掲載)同アーカイブ室蔵の写真も使用。
- 2023年9月1日から25日まで:谷口雅彦写真アーカイブ室が2019年に収蔵した元鴻池銀行頭取佐伯武雄氏旧蔵のポストカードや写真などを活用し、「関東大震災から100年 ポストカード展」を企画&主催。(北海道旭川市 日本茶カフェWHIZとブックマークカフェ同時開催)
- 2023年10月‐谷口雅彦写真アーカイブ室主催(ENKENコレクション・写真師中鉢直綱研究室)・市民活動あさひかわ写真アーカイブ室併催で、写真展『旭川で最初の写真師中鉢直綱とあさひかわの写真』展を旭川市民ギャラリーで開催。全プロデュース谷口雅彦。
- 2023年10月、寄贈していただいた「花輪家(花菱商事)」の写真と資料を『花輪家アーカイブ』とすることを決める。中鉢写真館撮影の12点は「写真師中鉢直綱研究室」に所属する。
- 2023年10月、旭川のアマチュア写真家窪田清氏のご遺族から、写真ネガ、8ミリ映像、ビデオ映像、音声記録などを寄贈していただく。散逸しないように『窪田清アーカイブ』を、あさひかわ写真アーカイブ研究会内に設置する。当面、当会顧問の谷口雅彦が研究調査を担当することから、しばらく協力関係にある谷口雅彦写真アーカイブ室に所管する。
- 2024年1月2日‐『あさひかわ新聞』2024年元日号で、あさひかわ写真アーカイブ研究会並びに谷口雅彦写真アーカイブ室の旭川における写真アーカイブ活動について特集が2面に渡り掲載になる。
- 2024年1月17日‐旭川ななかまど文化賞協議会審査会において満場一致で、【谷口雅彦写真アーカイブ室】と【あさひかわ写真アーカイブ研究会】が団体として、第47回(令和5年度)旭川ななかまど文化賞受賞決定。(2024年1月18日報道公開)受賞理由は「写真展『旭川で最初の写真師中鉢直綱とあさひかわの写真』展(2023年10月)の開催と、活動内容の希少性や将来性等を評価」
- 2024年2月2日から2月28日まで、あさひかわの写真展『シリーズ写真アーカイブ 谷口家の写真箱から1943-1971』を開催(旭川市・みんなのカフェ銀座)。プロデュース谷口雅彦。
- 2024年3月19日から3月24日まで。第47回旭川ななかまど文化賞受賞記念写真展を開催。(旭川市文化会館展示室)24日、①13時と②15時30分から、写真家谷口雅彦による展示ツアーを開催。3月24日の14時から14時30分まで、旭川市文化会館大ホールで、旭川ななかまど文化賞授賞式を開催。
- 2025年1月、1995年に発生した阪神淡路大震災を撮影した写真で、谷口雅彦写真展『阪神・淡路大震災から30年』(日本茶カフェWHIZ・北海道旭川市)を開催。
- 2025年8月7日から9月2日まで。あさひかわ写真アーカイブ研究会主催【あさひかわの写真 『窪田清没後20年 優しさのまなざし』展】を開催する。プロデュース谷口雅彦。協力・谷口雅彦写真アーカイブ室。
- 2026年1月-昨年開催の、あさひかわ写真アーカイブ研究会主催【あさひかわの写真 『窪田清没後20年 優しさのまなざし』展】(プロデュース谷口雅彦)が、写真の町ひがしかわの第42回東川国際写真フェスティバル「飛騨野数右衛門賞」にノミネート候補となる。残念ながら受賞に至らずだったが、候補となったのはありがたいことだった。
- 2026年2月24日、室長谷口多恵子が2002年以降から現在に至るまでの新聞切り抜き記事アーカイブコレクション、テレビ番組の記録・VHS、DVDなどのメディアアーカイブコレクションを正式に『谷口多恵子メディアアーカイブコレクション』と名付ける。