アカガイ
フネガイ目フネガイ科の二枚貝
From Wikipedia, the free encyclopedia
生態
ヒトとの関わり
食用
食用として、主に寿司、刺身に使われる[4]。日本で市販されている「赤貝の缶詰」の多くはサルボウガイ ( Anadara kagoshimensis (Tokunaga, 1906)[5]) が使用されている[4]。近年は中国や韓国からの輸入物が多く市場に流通している。A型肝炎ウイルスを保有する個体が確認されており、加熱不十分だと感染リスクを避けられないため、専門職以外の採取の場合は生食を避けた方が良い。
楽器
歌舞伎の黒御簾音楽では、貝殻をこすり合わせて、カエルの鳴き声が再現された[6]。
歴史
『古事記』にて、八十神に大火傷を負わされた大穴牟遅神を救うために神産巣日命が遣わした蚶貝比売(キサカイヒメ)はアカガイ、蛤貝比売(ウムキヒメ)はハマグリだと考えられており、赤貝の殻の粉を蛤汁で溶いて火傷に塗布したと考えられている[7]。食用として用いられるだけでなく、殻のカルシウムが薬として用いられていたことが推測されている[8]。
主な栄養素
可食部100gあたり
- タンパク質 13.5g
- 脂質 0.3g
- 鉄 5㎎
- 亜鉛 1.5㎎
- ビタミンB12 59.2μg[9]
アカガイと名のつく他の二枚貝
- サツマアカガイ Paphia amabilis (Philippi, 1847)(マルスダレガイ科 (Veneridae) 、スダレガイ属)[10]