超人X

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ジャンル異能バトルアクション[1]
出版社集英社
超人X
ジャンル 異能バトルアクション[1]
漫画
作者 石田スイ
出版社 集英社
掲載サイト となりのヤングジャンプ
レーベル ヤングジャンプ コミックス
発表期間 2021年5月10日[2] -
巻数 既刊15巻(2026年2月19日現在)
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超人X』(ちょうじんエックス)は、石田スイによる日本漫画。『となりのヤングジャンプ』(集英社)において、2021年5月10日から連載中[1][2]。「レトロな雰囲気」のヤマトで、黒原トキオが異能力を持つ「超人」と関わっていく様子を描く[3][4]。2024年11月時点で累計部数が200万部を突破している[5]

前作の執筆から3年の間、ゲーム制作や作詞に携わった石田は、自分にとっての漫画との関係性を考えていた[6]。2021年5月11日、『となりのヤングジャンプ』にて久々に連載を開始[1][6]。石田の「今作は背景や仕上げも一人で描いてみたい」という思いから制作されているため[2]、連載ペースは不定期更新されている[1]。同サイトで反響があったことにより、2021年10月14日発売の『週刊ヤングジャンプ』(同)46号より、2022年2月3日発売の10号まで出張連載が行われた[7][8][9]。石田が『東京喰種トーキョーグール:re』の連載を終了させて以来、3年ぶりの同誌への作品の掲載となった[10]。同誌では第1話から掲載され[11]、第2話以降も『となりのヤングジャンプ』で発表された話の「再編集版」が載っているが[7]、一部のカラー扉は描きおろされている[12]。同誌での連載により、さらに話題となった[4]

2021年12月17日、単行本の第1巻と第2巻が同時発売される[3]。発売を記念して、CHAIやシンガーソングライターの松木美定とコラボレートしたPVが制作された[3][13]。「本作のテーマや雰囲気にマッチしたアーティスト」として、石田がオファーしたことにより2組が選ばれている[4]

2023年にはTikTokアカウントが開設され、ボイスコミックが配信された[14][15]

2024年4月18日には黒原トキオの声をボイスコミックから続投で内田雄馬が演じる9巻発売記念PVが公開された[16][17]

あらすじ

1998年に「超人」の増加により混乱を極めた世界国家が「自治県」に分断されてからはや50年以上が過ぎた世界。乙田エリイ(おった えりい)は祖父のかわりに農作物の品評会に行くために旅客機に乗っていた。ところが、同じ旅客機に搭乗していた煙の超人チャンドラ・ヒュームによって墜落させられてしまう。その後、ヤマト県に住む高校生の黒原トキオ(くろはら ときお)と東アヅマ(ひがし あづま)は、超人の仕業と噂される旅客機の墜落事故の処理のボランティアに行っていた。しかし、凄惨な現場にも関わらず生存者が200名もおり、機体の損傷も少ないといった奇妙な点があった。ボランティア帰りの2人は先日アヅマが両腕の骨を折った不良に絡まれるも、不良の両腕は完治していた上に様子が普段とは異なるものであった。軟体の超人となった不良に追いつめられたトキオとアヅマは、互いに超人となる覚悟を決める。そして獣化の超人となったトキオは不良をやっつけたのだった。一方、チャンドラに見つかり追いかけられていたエリイも超人としての力に目覚めていた。しかし、チャンドラに殺されかけていたエリイをヤマトモリに所属する超人である星・サンダーク(ほし・さんだーく)に助けられる。こうして、トキオとエリイの2人は、超人としての生活を送ることになる。

登場人物

声は、特筆ない限りTikTokのボイスコミックの担当声優。

ヤマトモリ

黒原 トキオ(くろはら ときお)
声 - 内田雄馬[18](PVも担当)
獣化の超人[19]。ハゲタカに変身することができる。
東 アヅマ(ひがし あづま)
声 - 佐藤元[20]
鉄の超人[19]。トキオの幼馴染。
乙田 エリイ(おった えりい)
声 - 寺崎裕香[21]
超人[19]。チャンドラの能力を奪った。
窓 月子(まど つきこ)
悪夢の超人[19]。ヤマトモリ長官。
星・サンダーク(ほし・さんだーく)
ヤマトモリ副長官。
佐藤 一郎(さとう いちろう)
ヤマトモリ幹部。トキオの師匠。
マイケル
サイキック超人[19]。オールドマーケット調査班としてトキオと行動を共にする。
ミケランジェロ
蟲の超人[19]。オールドマーケット調査班としてトキオと行動を共にする。

弔いの塔

白羽 ゾラ(しらは ぞら)
元・超人X[19]
チャンドラ・ヒューム
煙の超人[19]。エリイに能力を奪われた。弔いの塔から追放された。
南 たわし(みなみ たわし)
蟲化の超人[19]
刃倶(じんぐ)
改造の超人[19]
I.C.アイス
氷結の超人[19]

その他の超人

星・バチスタ(ほし・ばちすた)
声 - 鈴村健一[22]
弔いの塔と協力関係を結んでいる[19]。サンダークの弟。鵺。
辻 ナリ(つむじ なり)
獣化の超人[19]。白蛇に変身することができる。
リカルド・テラー
畏怖の超人[19]。リリカとは相棒の関係。
ウメザワリリカ
切り絵の超人[19]。リカルドとは相棒の関係。
指子(ゆびこ)
曼荼羅御体の超人[19]

作風

本作は「ダークな世界観」が描かれ、石田らしい台詞回しや戦闘場面、個性的なキャラクターが登場する[23][12][24]。『東京喰種トーキョーグール』と同様におしゃれな構図で描かれており、石田がひとりですべての作画を行っている[4][23]。しかし第11話や第12話の背景など、一部においては作画の協力が行われている[25]

CHAIによると、本作は出だしからストーリーやアクションや登場人物の感情など、早い展開に引きこまれるという[3]

評価

2023年、「全国書店員が選んだおすすめコミック2023」にて第13位を獲得[26]

漫画家のモクモクれんによると、単行本の「背表紙からタイトルがはみ出して」いる装丁がかっこよく、本作の「定石を崩していくような展開がたまらない」と評している[27]

書誌情報

  • 石田スイ『超人X』集英社〈ヤングジャンプコミックス〉、既刊15巻(2026年2月19日現在)
    1. 2021年12月17日発売[3][28]ISBN 978-4-08-892166-2
    2. 2021年12月17日発売[3][29]ISBN 978-4-08-892167-9
    3. 2022年5月18日発売[30]ISBN 978-4-08-892318-5
    4. 2022年9月16日発売[31]ISBN 978-4-08-892458-8
    5. 2023年1月19日発売[32]ISBN 978-4-08-892573-8
    6. 2023年5月19日発売[33]ISBN 978-4-08-892691-9
    7. 2023年9月19日発売[34]ISBN 978-4-08-892792-3
    8. 2023年12月19日発売[35]ISBN 978-4-08-893018-3
    9. 2024年4月18日発売[36]ISBN 978-4-08-893219-4
    10. 2024年7月18日発売[37]ISBN 978-4-08-893269-9
    11. 2024年11月19日発売[38]ISBN 978-4-08-893428-0
    12. 2025年4月17日発売[39]ISBN 978-4-08-893571-3
    13. 2025年8月19日発売[40]ISBN 978-4-08-893786-1
    14. 2025年11月19日発売[41]ISBN 978-4-08-894014-4
    15. 2026年2月19日発売[42]ISBN 978-4-08-894138-7

出典

参考文献

外部リンク

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