農業集落
From Wikipedia, the free encyclopedia
定義の経過
農林業センサスにおける農業集落の定義は実施年によって変化が見られる。昭和30年臨時農業基本調査では、「農業集落とは、農家が農業上相互に最も密接に共同しあっている農家集団である。」と定義し、市町村区域の一部において農業上形成されている地域社会のことを意味し、約156,000集落が確認された。1970年世界農林業センサスでは、農業集落は農家の集団であるという点で昭和30年臨時農業基本調査の定義を踏襲しているが、集団形成の土台には農業集落に属する土地があり、それを農業集落の領域と呼び、この領域の確認に力点を置いて設定された。1980年世界農林業センサス以降では、農業集落の区域は、農林業センサスにおける最小の集計単位であると同時に、農業集落調査の調査単位であり、統計の連続性を考慮して農業集落の区域の修正は最小限にとどめることとし、原則として前回調査で設定した農業集落の区域を踏襲した。2005年農林業センサス以降では、これまでの農業集落の区域の認定方法と同様に、市区町村の合併・分割、土地区画整理事業などにより従来の農業集落の地域範囲が現状と異なった場合は、現況に即して修正を行うがそれ以外は前回調査を踏襲している。2005年の調査対象数は約111,000集落、2015年では13万8,256集落であった[1]。
