近代社会思想コレクション From Wikipedia, the free encyclopedia 近代社会思想コレクション(きんだいしゃかいしそうコレクション)とは、京都大学学術出版会による、西欧近代の社会思想著作の翻訳叢書。2008年から刊行開始[1]。 21世紀を迎え、近代の枠組みが揺らぐ中で、「そもそも近代/近代思想とは何だったのか?」を問い直し、新たな指針を打ち出すべく、当時まで約10年続いてきた西洋古典学(ギリシア語・ラテン語古典)シリーズ「西洋古典叢書」に加え、当シリーズを開始したとされる[2]。 「西洋古典叢書」と同じく、まだ日本で翻訳(邦訳)されていないマイナーな作品を中心に、翻訳作業が進められている。 2008年から刊行を開始し、年に2冊程度のペースで刊行されている。 刊行 No. 書名 著者 訳者 出版年 01 市民論 トーマス・ホッブズ 本田裕志 2008/10 02 郷土愛の夢 ユストゥス・メーザー 肥前榮一山崎彰原田哲史柴田英樹 2009/04 03 道徳哲学序説 フランシス・ハッチソン 田中秀夫津田耕一 2009/10 04 政治論集 デイヴィッド・ヒューム 田中秀夫 2010/06 05 功利主義論集 ジョン・スチュアート・ミル 川名雄一郎山本圭一郎 2010/12 06 富の分配の諸原理 1 ウィリアム・トンプソン 鎌田武治 2011/10 07 富の分配の諸原理 2 ウィリアム・トンプソン 鎌田武治 2012/01 08 人間論 トーマス・ホッブズ 本田裕志 2012/07 09 市民法理論 シモン=ニコラ=アンリ・ランゲ(英語版) 大津真作 2013/01 10 永久平和論 1 シャルル=イレネ・カステル・ド・サン=ピエール(英語版) 本田裕志 2013/10 11 永久平和論 2 シャルル=イレネ・カステル・ド・サン=ピエール 本田裕志 2013/12 12 市民の権利と義務 ガブリエル・ボノ・ドゥ・マブリ(英語版) 川合清隆 2014/05 13 物体論 トーマス・ホッブズ 本田裕志 2015/07 14 商業についての政治的試論 ジャン=フランソワ・ムロン(英語版) 米田昇平後藤浩子 2015/12 15 経済学の本質と意義 ライオネル・ロビンズ 小峯敦大槻忠史 2016/01 16 道徳と自然宗教の原理 ヘンリー・ホーム(ケイムズ卿)(英語版) 田中秀夫増田みどり 2016/02 17 反マキアヴェッリ論 フリードリヒ2世 大津真作 2016/08 18 自然法にもとづく人間と市民の義務 ザムエル・フォン・プーフェンドルフ 前田俊文 2016/09 19 フィルマー著作集 ロバート・フィルマー 伊藤宏之渡部秀和 2016/10 20 道徳哲学史 ジャン・バルべラック(英語版) 門亜樹子 2017/06 21 貨幣論 フェルディナンド・ガリアーニ(英語版) 黒須純一郎 2017/08 22 市民社会史論 アダム・ファーガソン 天羽康夫青木裕子 2018/05 23 合衆国滞在記 アレクシ・ド・トクヴィル 大津真作 2018/10 24 人間知性研究 デイヴィッド・ヒューム 神野慧一郎中才敏郎 2018/12 25 新しい学の諸原理 ジャンバッティスタ・ヴィーコ 上村忠男 2018/12 26 国家活動の限界 ヴィルヘルム・フォン・フンボルト 西村稔 2019/08 27 道徳について(人間本性論3) デイヴィッド・ヒューム 神野慧一郎林誓雄 2019/10 28 論理学体系 4 ジョン・スチュアート・ミル 江口聡佐々木憲介 2020/01 29 人間の権利の擁護/娘達の教育について メアリ・ウルストンクラフト 清水和子後藤浩子梅垣千尋 2020/08 30 穀物立法と穀物取引について ジャック・ネッケル 大津真作 2021/01 31 海洋自由論/海洋閉鎖論 1 フーゴー・グローティウスジョン・セルデン 本田裕志 2021/02 32 海洋閉鎖論 2 ジョン・セルデン 本田裕志 2021/11 33 オランダ旅行 ドニ・ディドロ 川村文重 2022/07 34 寛容書簡 ジョン・ロック 山田園子 2022/09 脚注 ↑ 近代社会思想コレクション01 - 京都大学学術出版会 ↑ 刊行にあたって - 京都大学学術出版会 外部リンク 近代社会思想コレクション - 京都大学学術出版会 Related Articles