逆位トリヨードチロニン
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| 逆位トリヨードチロニン | |
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(2S)-2-Amino-3-[4-(4-hydroxy-3,5-diiodophenoxy)-3-iodophenyl]propanoic acid | |
| 識別情報 | |
3D model (JSmol) |
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| ChEBI | |
| ChemSpider | |
| KEGG | |
| MeSH | Reverse+triiodothyronine |
PubChem CID |
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| UNII | |
CompTox Dashboard (EPA) |
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| 特性 | |
| 化学式 | C15H12I3NO4 |
| モル質量 | 650.974 |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
逆位トリヨードチロニン(3,3′,5′-トリヨードチロニン、3,3′,5′-triiodothyronine、またはrT3)は、トリヨードチロニン(3,5,3′-トリヨードチロニン、T3)の異性体である。
rT3は、甲状腺から血液中に放出されるヨードチロニンの中で3番目に多い0.9%であり、テトラヨードチロニン(レボチロキシン、T4)は90%、T3は9%を占める。ヒトの血液中のrT3の95%は、体内の別の場所で、酵素によってT4から特定のヨウ素原子が取り除かれる事で作られる[1]。
甲状腺によるホルモンの産生は、視床下部と脳下垂体によって制御されている。甲状腺ホルモンの生理活性は、プロホルモンであるT4を活性化したり、不活性化したり、単に廃棄したりして、T3やrT3を機能的に変化させる酵素のシステムで制御されている。これらの酵素は、神経伝達物質、ホルモン、代謝マーカー、免疫シグナル等のシステムの複雑な指示の下に作動する。
甲状腺機能正常患者症候群[注 1]のような状態では、rT3の血中濃度が上昇するが、これはrT3の生成量が変わらないのにクリアランスが減少する為である。このクリアランスの低下は、末梢組織におけるチロキシン-5-デヨージナーゼ活性の低下や肝臓におけるrT3の取り込みの低下によるものと考えられる[2]。また、重症患者、飢餓状態、胎児期には、チロキシン-5-デヨージナーゼ活性が上昇する為、rT3濃度が上昇する[3]。
