逆転クオリア
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概要
歴史
応答
この思考実験には様々な応答がある。以下、主なものをいくつか列挙する。
- 分からないから無意味
- これは日常的な意味でもっとも普通と言える反応である。仮にクオリアの反転と言える事態が可能であり、そしてそれが現に起きていたとしても、それは行動的にも言語的にも判別できない。故にそうしたことを問うても無意味である。
- 特定の質感だけを選択的に反転させるのは困難(なので反転は不可能)
- 次にある反応として、質感は単独で独立してあるものではなく、他の質感と関係性を持ち全体の中での相対的な位置づけと言えるようなものがあるため、単純に特定の質感同士での反転を想定することは難しいだろう、という反応がある。色覚の反転の場合で言うと、色相だけを反転させると彩度や明度に関して非対称な入れ替えが行われることになり、そのため行動的・機能的に違いが現れる。そのため「誰にも分からないが質感だけが反転している」という思考実験が想定しているような事態は起き得ないだろうとする反応がある。
派生
クオリアの入れ替えの議論は多くの派生議論を持つ。入れ替えではなく特定の質感だけが欠如することを想定する議論であるクオリア欠如(英:Absent qualia)、クオリアが完全に欠落した存在である哲学的ゾンビ(英:Philosopher's zombie)の議論などがある。
