遊☆戯☆王ラッシュデュエル
コナミデジタルエンタテインメントが製作・販売しているトレーディングカードゲーム
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『遊☆戯☆王ラッシュデュエル』(ゆうぎおうラッシュデュエル)は、スタジオ・ダイスおよびメディアミックス作品に登場する架空のカードゲームをモチーフにして、コナミデジタルエンタテインメントが製作・販売しているトレーディングカードゲームである。
2019年12月に行われた遊戯王のイベントにおいて発表された本シリーズ[1]は、遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム(OCGシリーズ)をベースに、「スピードデュエル」ルールと同じくデュエルの各進行を簡略化し、さらに毎ターンの大量ドロー(および効果発動時のコストとして能動的な手札の利用)や通常召喚の無制限化[1]など、ハイテンポかつ逆転要素を意図して盛り込んでいる。 その一方、一般的な遊戯王OCGとはカードフォーマットが異なり、混ぜて遊ぶことはできない[2]。
2020年4月4日に本シリーズのルールを採用したテレビアニメ『遊☆戯☆王SEVENS』の放送開始と同時に「スターターデッキ -遊我編-」「スターターデッキ -ルーク編-」及び両セット商品が発売、製品として正式なラッシュデュエルが始まった。カードゲームとしてだけでなく、原作漫画・アニメのグッズとしての側面も持つ。 また、OCGの方でこれまでカード化した内の中からラッシュデュエル用として4月11日から改造パックに順次付録し発売していく。『遊☆戯☆王ラッシュデュエル』の商品は日本国内の販売を中心に、海外での販売は現時点では韓国のみとなっている。
アニメ作品をベースにしたラッシュデュエルルールでのゲーム版も展開されており、遊戯王 デュエルリンクスでは2023年9月下旬に新ワールドの一つとしてラッシュデュエルールが追加される。
基本的なルール
遊戯王ラッシュデュエルは1対1で対戦するゲームである。各プレイヤーは40 - 60枚のカードを自由に組み合わせた「メインデッキ」を用意する。さらに「エクストラデッキ」なども必要に応じて用意する。
試合は基本的にマッチ形式で行われ、1戦目のデュエル(対戦することを『デュエル』という)は初期状態のデッキを使用する。1回の試合は3回のデュエルのうち、先に2回勝利したプレイヤーが勝者となる。
プレイヤーの耐久力はライフポイントと呼ばれる数値で表される。初期値は8,000で、ゲーム中増減し、上限は無く、下限の0となったら負けとなる。また、メインデッキが0枚になり、さらにカードをドローする時にカードを引けないプレイヤーは、「デッキ切れ」となりデュエルに敗北する。また、自分の手札に0枚の状態でデッキに4枚以下残っている場合でもデュエルに敗北する。
1マッチの制限時間は40分となり、これを経てマッチの決着が付かない場合は、「エキストラターン」となり、3ターンが終了した後にライフが多いプレイヤーが勝者となる。これでも決着しない場合は、「サドンデス」となり、先にライフが減少したプレイヤーを敗者とする。
デュエルの流れ
デュエル前に準備するもの
デュエル開始準備
基本的なデュエルの進行
カードの効果によって、以下の流れに従わない場合もあるが、その例などは省く。ラッシュデュエルの手札の枚数制限は無い。
- ドローフェイズ
- 自分のメインデッキよりカードを5枚になるようにドローする。手札が5枚以上の場合は1枚ドローする。
- メインフェイズ
- 自ターンであればモンスターの通常召喚(自ターンに何度でも可能)及び表示形式の変更、カードのセット、モンスターの効果や魔法カードの発動などを行える。
- バトルフェイズ
- モンスターによる戦闘を行う。先攻1ターン目のみ、バトルフェイズは存在しない。
- 自分フィールドの表側攻撃表示モンスターの数だけ攻撃を行うことができる。
- エンドフェイズ
- 自分のターンの終了を宣言し、相手のターンに移る。
カード
カードに記載されている情報
例外なく以下の基礎データを持つ。(共)の記載は全てのカードに共通して記載されている事項。
- 名称(共)(カード上部)
- カード名。
- 属性(カード名の右)
- 風、地、炎、光、水、闇の6属性がアイコン表示されている。
- イラスト(共)(カード中央)
- カード一つ一つの世界観を視覚化したもの。『OCG』より大きめのものとなっている。
- 一部のウルトラレア以上のカードはイラスト枠から大きくはみ出ている。
- レベル(イラスト左下)
- モンスターのレベルを数値で表している。1から12まで。
- 攻撃力・守備力(イラスト右下)
- 戦闘に使用する数値。ATKが攻撃力、DEFが守備力となる。マキシマムモンスターのマキシマムモードによる攻撃力(MAXIMUM ATK)は攻撃力・守備力の上部に記載されている。
- 種族(イラストとテキストの間)
- 悪魔、アンデット、海竜、雷、岩石、機械、恐竜、獣、幻竜、昆虫、サイキック、魚、獣戦士、植物、戦士、鳥獣、ドラゴン、天使、爬虫類、炎、魔法使い、水、サイバース、ギャラクシーの24種類。サイボーグ、魔導騎士、ハイドラゴン、オメガサイキック、天界戦士のラッシュデュエルのフュージョンモンスターのみ5種類。
- テキスト(共)(カード下部)
- カード使用の条件、効果など、ゲームに必要な情報が記載されている。通常モンスターの場合のみフレーバーテキストになる。
- カードナンバー(共)(カード右下)
- 収録されたエキスパンジョン、シリーズ、書籍、ゲーム等を示す記号・番号。
- LEGEND(共)(イラスト右上)
- 「レジェンドカード」であることを示すアイコン。レジェンドカードに該当するカードは、いずれも遊戯王OCGにて登場したカードとなっている。
- 同じカードの種類の全てのレジェンドカードからは1枚しかデッキに入れることができない。
- 2022年12月31日までモンスター・魔法・罠カードのどちらか1種類1枚限りだった。翌年2023年1月1日からはモンスター・魔法・罠カードをそれぞれ1種類1枚ずつ採用できるようになった。
- (例)「青眼の白龍」「死者蘇生」「聖なるバリア-ミラーフォース-」をデッキに入れる事が可能になる。
- また、フュージョンモンスターの「青眼の究極竜」のフュージョン素材は「青眼の白龍」3体を必要としていてレジェンドカードのため1枚だけデッキに組み込めないため、カード名を「青眼の白龍」として扱うルール効果を持つ効果モンスター「青眼の煌龍(ブルーアイズ・ブライト・ドラゴン)」「ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン」等をデッキに組み込んでデュエル中に揃えることになる。
モンスターカード
全てのモンスターには攻撃力と守備力が設定されており、「攻撃表示(縦位置)」か「守備表示(横位置)」で場に置く。
メインデッキに用いる物
- 通常モンスター(枠が黄色)
- 特殊効果を持たないモンスター。攻守の数値は概ね同レベルの効果モンスターより高い。
- 効果モンスター(枠が茶色)
- カードテキストに書かれた特殊能力を持つ。モンスター効果の発動は、各カード毎につき1ターンに1度しか発動できない。
- また、「永続効果」と記載されている場合、モンスターが表側表示でいる間効果が持続する。
- マキシマムモンスター(枠が茶色)
- 上記の効果モンスターと同様。特定のマキシマムモンスターと同名モンスターの「L」と「R」までも存在する。3体同時に召喚することでマキシマム召喚となり、成功するとマキシマムモードが発動。マキシマムモードの効果は以下の特徴が挙げられる。マキシマムモンスター自体は通常モンスター同様に個別に召喚も可能だが、マキシマム召喚をせずに3体を自分フィールドに揃えてもマキシマムモードにはならず、マキシマムモード時の効果を発動できない。
- 「マキシマムモード」のモンスターの名前やレベル・属性・種族は中央のカードを参照。
- 「マキシマムモード」のモンスターは3枚で1枚として数えるため、攻撃は1度だけ行い、「MAXIMUM ATK」の数値でダメージ計算を行う。
- 「マキシマムモード」のモンスターの各モンスター効果は、それぞれ1ターンに1度ずつ発動することができる。永続効果の場合は、各マキシマムモンスターの効果が全て適用される。
- 「マキシマムモード」のモンスターを他のモンスターと一緒に並べることはできない。マキシマム召喚を行う際、既にフィールドにいるモンスターは全て墓地へ送られる。
- 「マキシマムモード」のモンスターがいるとき、手札のレベル5と6のモンスターならば「マキシマムモード」のモンスターをリリースしてアドバンス召喚できる。その場合、フィールドのマキシマムモンスターを3枚全て墓地へ送る必要がある。
- 「マキシマムモード」のマキシマムモンスターが戦闘・効果で破壊される場合、3枚全て墓地へ送る。また、フィールドから手札に戻される場合も3枚全て手札に戻る。
- 守備表示はなく守備力は存在しない。《『攻撃』封じ》などの表示形式を変更するカードの効果を受けない。
エクストラデッキに用いる物
ラッシュデュエルの発売から、あらかじめエクストラデッキの枠が用意されている。開始されてから1年5ヶ月後に、エクストラデッキで使用するフュージョンモンスターが登場した。
取り扱いは遊戯王OCG同様に、デッキや手札へ戻る効果を受けた場合、エクストラデッキに戻る。
- フュージョンモンスター(枠が紫色)
- テキストに記載された特定の組み合わせのモンスターを、魔法カード「フュージョン」などのカードの効果により素材とすることで、エクストラデッキより特殊召喚できるモンスター。種族に続いて「フュージョン」が記載されている。
- 一部のフュージョンモンスターには「選択効果」を持つものも存在している。テキストに書かれている2種類の効果のうち、どちらの効果を使用するか宣言して効果を発動できる。
- 効果が無いフュージョンモンスターは、通常・効果モンスターには該当しない。
- リチュアルモンスター(枠が青色)
- 特定のリチュアル魔法を発動し、そのリチュアル魔法に記されたレベルだけモンスターを素材として墓地へ送ることで、エクストラデッキより特殊召喚できるモンスター。種族に続いて「リチュアル」が記載されている。
- フュージョンモンスターと同じく、効果が無いリチュアルモンスターは、通常・効果モンスターには該当しない。
魔法カード
枠は緑色。ライフポイントの回復やモンスターの特殊召喚、フィールドのカードの除去など様々な効果が得られる。手札から直接使うか事前にフィールドに裏返しで伏せておき、指定された、または任意のタイミングで発動し、フィールドのカードやプレイヤーに特殊効果を与える。
- 通常魔法(アイコンなし)
- 自分ターンのメインフェイズでのみ発動できる。
- 装備魔法(十字マークのアイコン)
- 条件と一致したモンスターを指定してフィールド上の表側表示モンスターに装備して効果を得る。別の装備魔法を同じモンスターに重ねて装備させることもできる。装備したモンスターと装備魔法の条件が途中で不一致になった場合、墓地には送られずそのまま装備を継続する。装備したモンスターがフィールドから離れるか裏側表示になった場合、墓地に送られる。
- フィールド魔法(十字手裏剣のアイコン)
- 設置されている間、常時フィールド全体に特殊効果を及ぼす。基本効果は自分・相手共に及ぶ場合と、自分のみが効果を使用できる場合がある。
- 新たなフィールド魔法の発動やセットをフィールドゾーンへのセットを行った場合、自分フィールドで発動済みのフィールド魔法は破壊され、墓地に送られる(効果による破壊とはみなされない)。
- リチュアル魔法(炎のアイコン)
- リチュアルモンスターのリチュアル召喚に用いる。
罠カード
枠が桃色。トラップカードと読む。主に相手プレイヤーの動きに対応して発動し、相手の行動を遮ったり制限を加えるような特殊効果を与える。
魔法カードと異なり特殊な場合を除き一旦フィールドにセットしなければ使用できず、またセットしたターンには使えないが、セットしたターンを過ぎれば任意のタイミングで発動できる。同じタイミングで発動できる罠カードは2枚以上ある場合発動できるのは1枚のみ。
どちらも罠カードの発動条件を満たしている場合、まずは非ターンプレイヤー(そのターンのプレイヤーでない側)から罠カードを発動するかどうかを決められる。発動しなかった場合、そのターンのプレイヤーが罠カードを発動するかどうかを決められる。1度発動すれば効果処理終了後墓地に送られる。
召喚の種類、手順
各召喚方法の基本的な手法は以下の通り。特殊召喚の回数制限など、カード効果による例外は基本的に省く。
各効果での発動条件は、これらの召喚の種類を含む場合がある。
- 通常召喚およびアドバンス召喚
- メインフェイズにモンスターを手札より表側攻撃表示か裏側守備表示(セット)でフィールドに出す行為。レベル5以上のモンスターを召喚するときはフィールド上のモンスターをコストとしてリリースしアドバンス召喚する(レベル5、6:1体、レベル7以上:2体)。
- ラッシュデュエルでは所謂「召喚権」を行使する事なく、モンスターゾーンの制限内でさえあればターンプレイヤーが自ターンに何度でも行える。
- 特殊召喚
- 通常召喚以外で(召喚権を行使することなく)カードの効果でフィールド上にモンスターを召喚する行為。
- マキシマム召喚
- 特定のマキシマムモンスターと同名の「L」と「R」を1種類ずつ揃えていれば、それらのモンスターを手札から同時に特殊召喚する。置き方は「L」・中央(「MAXIMUM ATK」のあるマキシマムモンスター)・「R」として決まっている。
- フュージョン召喚
- 魔法カード「フュージョン」等のフュージョン召喚を行う効果を持つカードを使用し、召喚したいフュージョンモンスターによって決められたモンスターを素材として、エクストラデッキよりフュージョンモンスターを特殊召喚する。
- 「フュージョン」の効果でフュージョン召喚を行う場合、素材モンスターはフィールドに表側表示で揃える必要があるが、カードによっては手札や墓地のモンスターを素材にしてフュージョン召喚が行えるものも存在している。
- また、一部のフュージョンモンスターは「コンタクトフュージョン」が行えるものが存在しており、該当カードには「このカードはコンタクトフュージョンできる。」の記載がなされている。コンタクトフュージョンを行う場合、フィールドに素材モンスターを表側表示で揃え、素材モンスター1組をデッキに戻すことでフュージョン召喚できる。
- なお、前述のテキストが存在するフュージョンモンスターであっても、通常のフュージョン召喚を行うことは可能。
- リチュアル召喚
- リチュアル魔法のテキストに指定されたレベルの条件を満たすようにモンスターを素材として、エクストラデッキから対応するリチュアルモンスターを特殊召喚する。
- 素材にできるモンスターの指定はリチュアル魔法のテキストに従う形であり、カードによっては手札のモンスターを素材にできたり、特定の種族のモンスターしか素材にできない場合もあり得る。
戦闘における基本的ルール
- プレイヤー1のモンスターA、プレイヤー2のモンスターBが共に攻撃表示の場合
- A攻撃力>B攻撃力:A生存、B破壊。B側のライフより攻撃力の差分の数値が引かれる。
- A攻撃力=B攻撃力:A、B共に破壊。ライフは双方変動しない。(ただしA、Bの攻撃力が0の場合はA、Bともに生存。ライフ変動なし)
- モンスターAが守備表示、Bが攻撃表示でBが攻撃を行った場合
- A守備力>B攻撃力:A、Bとも生存。B側のライフよりA守備力とB攻撃力の差分の数値が引かれる。
- A守備力=B攻撃力:A、Bとも生存。ライフの変動なし。
- A守備力<B攻撃力:A破壊、B生存。ライフの変動なし。効果により超過(貫通)ダメージが発生する場合、攻撃力と守備力の差分が守備側(A側)のライフより引かれる。
- 守備側の場にモンスターカードが存在しない場合(プレイヤーへの直接攻撃)
- 守備側のライフよりモンスターの攻撃力分、守備側のライフが引かれる。
ルールの補足
効果とコストと手順
魔法・罠カード、効果モンスターの効果を発動する場合、各カードのテキストに記された条件を満たす必要がある。
テキストの【条件】欄には、「発動できるタイミング(相手モンスターの攻撃宣言時、相手がカードをドローした時、自分のカードが破壊された時など)」や「発動に必要な行為(ライフポイントの支払い、カードをデッキに戻す、カードを墓地に送るなど)」が記載されており、記載された条件を満たした場合にテキストの【効果】欄の内容を適用する形となる。カードによっては【条件】が「なし」となっているものも存在しているが、カード毎に定められた発動タイミングを守る必要がある。
遊戯王OCGに登場したカードの場合、基本的には遊戯王OCGでの発動条件に倣う形となっているが、ラッシュデュエルのルールに応じて変更がなされているケースも少なくない。
発動タイミングの変更例としては、任意のタイミングで発動できた罠カードが、モンスターの召喚・特殊召喚時や魔法カードの使用後など、特定のタイミングでのみ発動可能な形に変更されている。
発動に必要な行為の変更例としては、ラッシュデュエルには存在しない「手札から捨てる」「カードを除外」といった行為が、それぞれ「手札から墓地へ送る」「カードをデッキの下に戻す」に置き換えられている。
バトルステップの巻き戻し
「ターンプレイヤーの攻撃宣言後、バトルステップ中に非ターンプレイヤーの場のモンスター数が変化した場合、ターンプレイヤーは攻撃対象を選択しなおせる」というルール。
遊戯王ラッシュデュエルにおいては攻撃に対する防御として、相手の攻撃宣言時にフィールドにモンスターを特殊召喚できる効果や発動コストとしてモンスターを墓地へ送るカード、手札にモンスターを戻すカードなどが存在し、この場合に適用される。
巻き戻しが適用された場合、攻撃宣言を行ったモンスターの攻撃を中止する事も可能である。中止した場合、基本的にそのバトルフェイズでは攻撃できなくなり、表示形式の変更も出来ない。
巻き戻しが発生し、対象を選びなおして攻撃する場合、それは「攻撃宣言」ではない。したがって攻撃宣言対応罠(「炸裂装甲」や「万能地雷グレイモヤ」など)を発動することは出来ない。
仮に相手モンスターの数が最終的に同じであっても、その過程で増減があった場合は巻き戻しが適用される。
なお、バトルステップが終わり、ダメージステップに入ってしまった場合は、非ターンプレイヤーのモンスターの数が増減しても巻き戻しは適用されず、攻撃対象の変更が行えない(攻撃対象のモンスターがフィールドを離れた場合は、攻撃モンスターの攻撃権を消費した状態でバトルが中断される)。
フィールド
- モンスターゾーン
- モンスターカードを召喚する場所。各プレイヤーとも横一列に3箇所[1]。
- 全ての場所にモンスターが存在する場合、新たにモンスターを(特殊)召喚することはできない(場のモンスターをリリースし、上級モンスターなどを召喚することはできる)。
- 魔法・罠ゾーン
- 魔法・罠カードをプレイする場所。モンスターゾーンと同じく横一列に3箇所[1]。
- 通常魔法カードを手札から発動する場合でも、一旦この場所に置く必要がある。ゆえに、この場所が全て埋まっている時は、手札から魔法カードを発動する事はできない(フィールド魔法カードは例外となる)。
- フィールドゾーン
- フィールド魔法をプレイする場所。1箇所。
- 自分のフィールドゾーンにフィールド魔法が存在する場合でも、そのフィールド魔法を墓地へ送ることで新たなフィールド魔法を発動またはセットする事ができる。
- デッキゾーン
- 1箇所。メインデッキを置く。
- 墓地
- 1箇所。フィールド、手札、デッキから破壊、使用などで破棄されたカードが置かれる。
- エクストラデッキゾーン
- 1箇所。ラッシュデュエルにフュージョンモンスターを使用する場合に置く。エクストラデッキを利用する召喚の際、デッキから直接召喚される。逆に墓地に送られるのは他と同じだが、手札やデッキに戻された場合はエクストラデッキゾーンに戻す。
カードについて
当ゲームのカードは、基本的には下記の2通りで発売されている。
- 構築済みデッキ(スターターデッキ、ストラクチャーデッキなど)
- あらかじめ各種のカードを組み合わせてデッキ単位で販売されており、これだけで直ぐに遊べるように構成されている。
- 改造パック
- カードをランダムに組み合わせて封入したパック。複数種が発売され、新作も定期的に発売されている。カードを買う場合はこれが主流。
- 正規エキスパンジョンの他キャラ別パック、限定パック及び総集編パックが存在する。
レアリティ
カードのレアリティは以下のように設定されており、希少価値の高いものは箔押し・光沢・レリーフなどの様々な加工が施されている。
通常ラインナップに収録されているもの
| レア度 | 特徴 |
|---|---|
| ノーマル | レアリティが最も低く、特殊な加工はされていない。 |
| レア | カードの名前に銀の箔押し。 |
| スーパーレア | カードのイラストがホイル加工。 |
| ウルトラレア | カードの名前が金の箔押し、イラストがホイル加工。 こちらはカードの名前が赤の箔押し(メタリックレッド)の仕様。 |
| ラッシュレア | ウルトラレアのカード全体にランダムに多角形の光沢フィルム貼付処理が施されたカード。 |
| シークレットレア | カード全体に格子状のホイル加工。カードの名前は銀の箔押し。 |
| オーバーラッシュレア | イラストがカード内の枠から飛び出したレアリティ。他レアリティでは描かれていない部分も見ることができる。 全体にラッシュレアに似ているが、より豪華な加工が施されている。 カードの縁の色もパールホワイトになっており特別な仕様になっている。 |
| レジェンドカード | ウルトラレアと同様でイラストの左上にLEGENDと記されている。 |
カードリスト
基本パック
アニメのキャラクターが使用するカードを中心に収録したパック。 「閃光のオブリビオン」以降からは「デッキ改造パック」の名を冠していないが、いずれのパックも「RD/KP○○(数字)」の略号が付されている。
| 2020年 | 発売日 |
|---|---|
| デッキ改造パック 超速のラッシュロード!! | 4月11日 |
| デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!! | 8月1日 |
| デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!! | 11月14日 |
| 2021年 | 発売日 |
| デッキ改造パック 宿命のパワーデストラクション!! | 2月13日 |
| デッキ改造パック 躍動のエターナルライブ!! | 4月24日 |
| デッキ改造パック 激闘のサンダーストーム!! | 7月24日 |
| デッキ改造パック 混沌のオメガライジング!! | 10月30日 |
| 2022年 | 発売日 |
| デッキ改造パック 創造のマスターロード!! | 1月29日 |
| デッキ改造パック 運命のギャラクシー!! | 4月9日 |
| デッキ改造パック 破滅のレクイエム!! | 7月9日 |
| デッキ改造パック 旋風のフォルテシモ!! | 10月8日 |
| 2023年 | 発売日 |
| デッキ改造パック 強襲のダブルスター!! | 1月21日 |
| 閃光のオブリビオン | 5月13日 |
| 轟炎のフェニックス | 8月11日 |
| 闇黒のレッドリブート | 11月11日 |
| 2024年 | 発売日 |
| 超越のトランザム | 2月10日 |
| 覚醒のバーストレックス | 5月11日 |
| 幻影のダークマター | 8月10日 |
| 灼熱のサラマンデウス | 11月16日 |
| 2025年 | 発売日 |
| 悠久のギャラクティカ | 2月8日 |
| 進撃のアクセルロード | 5月31日 |
| 戦慄のアウターバース | 8月9日 |
| 新星のギアスチャージ | 11月29日 |
コンセプトパック
特定のテーマにフィーチャーしたカードを収録したパック。
| パック名 | 発売日 |
|---|---|
| キャラクターパック -ガクト・ロア・ロミン- | 2020年9月19日 |
| マキシマム超絶強化パック | 2020年12月12日 |
| マキシマム超絶進化パック | 2021年6月5日 |
| エクストラ超越強化パック | 2021年9月18日 |
| メガロードパック | 2022年6月4日 |
| レジェンド覚醒パック | 2023年3月4日 |
| VSパック マキシマム・フォース | 2023年4月8日 |
| トリプルビルドパック ゴッドブレス・ウィング | 2023年6月24日 |
| メガロードパック2 | 2023年10月14日 |
| トリプルビルドパック エボリューション・インパクト | 2025年1月11日 |
スペシャルパック
既存パックのレアリティ違いの採録、遊戯王OCG由来のカードをラッシュデュエル仕様にしたカードなどを収録したパック。
| パック名 | 発売日 |
|---|---|
| ゴールドラッシュパック | 2021年12月11日 |
| オーバーラッシュパック | 2022年11月26日 |
| ハイグレードコレクション | 2023年12月16日 |
| オーバーラッシュパック2 | 2024年4月6日 |
| 真・レジェンド覚醒パック | 2024年10月12日 |
| 5th ANNIVERSARY PACK | 2025年4月12日 |
| アドバンスパック デビルズ・セレモニー | 2025年7月12日 |
| オーバーラッシュパック3 | 2025年10月18日 |
| アドバンスパック リベンジ・ハーツ | 2026年1月10日 |
構築済みデッキ
| パック名 | 発売日 |
|---|---|
| スターターデッキ 遊我-切り開け! セブンスロード!!- | 2020年4月4日 |
| スターターデッキ ルーク-爆裂覇道! ドラギアス!!- | 2020年4月4日 |
| 最強バトルデッキ 遊我 -ハイパーマシンロード- | 2021年8月21日 |
| 最強バトルデッキ ルーク -ドラゴンズ・ドラゴンズ- | 2021年8月21日 |
| 最強バトルデッキ ガクト -魔将参陣- | 2021年8月21日 |
| 最強バトルデッキ ロミン -サイキックビート- | 2021年8月21日 |
| 最強バトルデッキ ロア -デモンズロック- | 2021年8月21日 |
| 最強バトルデッキ ネイル -マキシマムヘイブン- | 2021年8月21日 |
| 最強バトルデッキ アサナ -重騎道の誇り- | 20218月21日 |
| ゴーラッシュデッキ ギャラクティカ・アライブ | 2022年4月29日 |
| ゴーラッシュデッキ ジョインテック・アタック | 2022年4月29日 |
| 最強バトルデッキ ユウディアス -輝きのベルギャリーヴァ- | 2022年8月6日 |
| 最強バトルデッキ 遊飛 -ジョインと爆熱! ジョインと激烈!- | 2022年8月6日 |
| 最強バトルデッキ 遊歩 -おいでヨ! ハイテクドラゴン!- | 2022年8月6日 |
| 最強バトルデッキ マナブ -炎のケミストニャードロー!- | 2022年8月6日 |
| 最強バトルデッキ ズウィージョウ -虚空のヴォイドヴェルグ- | 2022年8月6日 |
| ストラクチャーデッキ 究極の青眼伝説 | 2023年9月30日 |
| ストラクチャーデッキ バース・オブ・ヒーロー | 2024年7月13日 |
| ストラクチャーデッキ ハーピィ・レディ・シスターズ | 2025年3月8日 |
| ストラクチャーデッキ キメラテック・サイバー | 2025年3月8日 |
| ストラクチャーデッキ 黒魔術の儀式 | 2025年4月26日 |
| ストラクチャーデッキ 帝王の凱旋 | 2025年9月20日 |
背景
ライターの結城千尋は、リアルサウンドに寄せた記事の中で、OCGにおける「ルールの複雑化」「プレイヤーの高齢化」といった課題を解決するために本シリーズが誕生したのではないかと推測しており、ファンの間では新しい世代(小中学生)をメインターゲットに据えるために誕生したという見解が支持されていると述べている[1]。また結城は、同様の理由から本シリーズのコンピュータゲーム作品がNintendo Switch向けに展開されているとも推測している[1]。
2025年5月1日から5日にアラブ首長国連邦で開催された「シャルジャ・アニメ・カンファレンス」において、アニメ『遊戯王SEVENS』『遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!』のキャラクターデザインを担当した只野和子と松下浩美が登壇で語った内容で、原作者の高橋和希が小学生をターゲットにした全面的な見直しを要求しそれを元にラッシュデュエルが誕生した事を語っている[3]。
メディアミックス内のルールで採用されている作品
- アニメ作品
- 遊☆戯☆王SEVENS
- 遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!
- いずれもライフポイント4000で対戦する。
- デジタルゲーム作品
- 遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!![1]
- 遊戯王 デュエルリンクス(対応ワールド内。ライフポイント6000で対戦)