過飽和蒸気 From Wikipedia, the free encyclopedia 過飽和蒸気(かほうわじょうき)とは、露点温度以下に冷却されても、凝縮(液化)のための核となる塵などがないため、滴を生じないでいる不安定な状態の蒸気。急激な冷却などで生じ、何らかの刺激があれば急速に凝縮する[1][2]。 準安定な蒸気であり、その温度における飽和蒸気量より高い蒸気圧を持つ。かく乱したり凝縮核を投入したりすると、急に滴を生じて飽和蒸気となる。飛行機が、過飽和に水蒸気を含む高空を飛ぶと、かく乱によって飛行機雲を生じるのはこの一例。 原子核物理学で使われる粒子検出器である霧箱は、過飽和蒸気から生成された霧滴の列によって、粒子の飛跡を観測する。荷電粒子が過飽和である蒸気中を通るとき、その通路に陰イオンと陽イオンを生成する。それら陰イオンと陽イオンを核として霧滴の列が形成される[3]。 出典 ↑ 大辞林-第二版「過飽和蒸気」。 ↑ デジタル大辞泉「過飽和蒸気」。 ↑ 『ブリタニカ国際大百科事典-小項目版』、2009年。 関連項目 蒸気 冷却 過飽和 霧箱 この項目は、化学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(プロジェクト:化学/Portal:化学)。表示編集 Related Articles