遠藤水城
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北海道札幌市出身。父は「無宿」とあだ名された人物で、自宅に膨大な量の書物、フィルム、VHS、LPレコードを所有していた。1994年、横浜国立大学に入学。在学時には室井尚、梅本洋一らに師事。2001年、九州大学比較社会文化研究学府修士課程修了、2004年、同学府博士後期課程単位修得退学[1]。在学時は毛利嘉孝、清水展らに師事。大学院在学時より現代音楽、即興音楽、実験音楽などのイベントオーガナイザーとして活動を開始する[2]。
2004年、アーティストの安部貴住、詩人の尾中俊介とデザイナーの田中慶二(Calamari inc.)、ミュージシャンのシェーン・ボーデン(deterra)らとart space tetraを福岡市に設立[3]。ほかに、2005年にはフィリピン・マニラにFuture Prospects Art Space[4]、2007年にはアーティストの中崎透とともに水戸市に遊戯室(中崎透+遠藤水城) など、アートスペース設立に携わる。2004-05年、日本財団APIフェローとしてフィリピンおよびインドネシアに滞在。2005年、ベルガモ近現代美術館(GAMeC)が主催する若手キュレーターに贈られる国際賞「Lorenzo Bonaldi Art Prize」を受賞[5]。2006年、「Singapore Biennale 2006」ネットワーキング・キュレーターを務めたのち、2007年、アジアン・カルチュラル・カウンシルのフェローシップを得て米国に滞在[6]。2007-2010年、茨城県が主催するアーティスト・イン・レジデンス事業「アーカスプロジェクト」のディレクターを務める。2009年、「福岡アジア美術トリエンナーレ」協力キュレーター[7]。「CREAM ヨコハマ国際映像祭 2009」キュレーター。
2011年、東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス (HAPS)の代表を務める[8]。2014年、「国東半島芸術祭」レジデンス・ディレクター[9][10]。2017年より2020年までベトナム・ハノイ市にあるVincom Center for Contemporary Art (VCCA)の芸術監督。2018年より2024年12月まで、京都芸術大学大学院修士課程グローバル・ゼミ客員教授[11]。2019年4月より東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス (HAPS)代表理事。2025年、さっぽろ天神山アートスタジオにて父「無宿」の遺品相続に関わる展覧会「無宿」を開催[12]。