遺伝子カセット
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→詳細は「インテグロン」を参照
インテグロンは細菌に存在する遺伝子構造であり、遺伝子カセットの発現、獲得、交換を行う。インテグロンは、プロモーター、組換え部位、部位特異的組換えを行うリコンビナーゼから構成される[2]。これまでに3つのクラスのインテグロンが記載されている[1]。インテグロンに挿入される可動性ユニットが遺伝子カセットである[2]。プロモーターを持たない単一遺伝子を運搬するカセットでは、インテグロン内の近傍プロモーターからカセット全体が転写される[3]。遺伝子カセットは環状DNAの中間体を介して挿入と切り出しが行われていると考えられている[4]。この過程では、カセット末端に存在する59塩基要素(59-be)とも呼ばれる短い配列と間で組換えが起こる。59-beは、部位特異的リコンビナーゼ(インテグラーゼ)の認識部位として作用する多様な配列であり、必ずしも59塩基長であることを意味しない[5]。