遺伝的有限集合
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議論
遺伝的有限集合のクラスはフォン・ノイマン宇宙の部分クラスである。これはツェルメロ=フレンケル集合論において無限公理をその否定に置き換えた理論のモデルを成す。したがって無限公理はその他の公理からは証明できない。
の濃度は (テトレーション。クヌースの矢印表記では)であるから遺伝的有限集合はちょうど可算無限個ある。
同じことであるが、集合が遺伝的有限であることと、その推移閉包が有限であることは同値である。 は とも書かれる。その意味するところは遺伝的に濃度が 未満ということである。
アッカーマンの全単射
Ackermann (1937)は次のような自然な全単射 を与えている。これはアッカーマン符号化として知られる。これは遺伝的集合の階数に関する帰納法によって
と定義される。ただし は相異なるものとする。このとき であることと、 の2進展開の第 位が であることとは同値である。

