重役室
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『重役室』(Executive Suite)は、1954年に公開されたアメリカ合衆国の映画。キャメロン・ホーリイが発表した小説を原作としており、とある家具製造会社の経営権をめぐる社内抗争を描く。監督はロバート・ワイズ。出演はウィリアム・ホールデンやジューン・アリソンなど。
| 重役室 | |
|---|---|
| Executive Suite | |
|
ロビーカード | |
| 監督 | ロバート・ワイズ |
| 脚本 | アーネスト・レーマン |
| 原作 | キャメロン・ホーリイ |
| 製作 |
ジョン・ハウスマン ジャド・キンバーグ |
| ナレーター | チェット・ハントリー |
| 出演者 |
ウィリアム・ホールデン ジューン・アリソン |
| 音楽 | アルフレッド・ニューマン |
| 撮影 | ジョージ・フォルシー |
| 編集 | ラルフ・E・ウィンタース |
| 製作会社 | MGM |
| 配給 | MGM |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 103分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $1,383,000[1] |
第27回アカデミー賞では複数の賞にノミネートされた。
ストーリー
ミルバーグ市にある家具製造会社トレッドウェイ株式会社社長・ブラードが、ニューヨークで社外取締役のひとりであるジョージを訪ねたあと、脳出血で急死する。
7人の重役から社長を選ぶことになり、4票得たものが社長の座を約束されることとなった。監査役のショーは周囲から嫌われていたが、指導権の実績作りのために、報道対応や葬儀の準備などをこなし、創業者一族最後の生き残りながらも社務に興味のないジュリアから委任状を取った。また、営業のダドリーからも浮気の口止めということで買収に成功した。
そのころ、ブラードを慕っていた意匠促進部長のドンは、年長者である経理担当のアルダーソンを社長に推薦しようとしていたが、アルダースンは自分には向いていないと感じていた。また、ダドリーは経験があればドンが向いているとこぼしてしまったため、ドンはダドリーを推薦しようとしたが、撤回したくなってきた。
また、緊縮財政により、会社が安物を大量生産した結果、会社の価値が下がってしまったため、ドンは自分が社長になろうと考えるようになった。アルダーソンから反対されたほか、製作担当のグリムからも反対されてしまう。ジュリアが唯一の味方となる中、ドンは社長投票の会議にて演説を行った。
最終的にドンは社長になった。
キャスト
- マクドナルド・ウォーリング: ウィリアム・ホールデン(吹替: 近藤洋介)
- メアリー・ブレモンド・ウォーリング: ジューン・アリソン(吹替: 谷育子)
- ジュリア・O・トレドウェイ: バーバラ・スタンウィック(吹替: 小沢沙季子)
- ローレン・フィニアス・ショー: フレドリック・マーチ(吹替: 納谷悟朗)
- フレデリック・Y・アルダーソン: ウォルター・ピジョン
- エヴァ・バーデマン: シェリー・ウィンタース
- ジョサイア・ウォルター・ダドリー: ポール・ダグラス
- ジョージ・ナイル・カスウェル: ルイス・カルハーン
- ジェシー・Q・グリム: ディーン・ジャガー
- エリカ・マーティン: ニナ・フォック
- マイク・ウォーリング: ティム・コンシディン
- ビル・ランディーン: ウィリアム・ピップス
- ジョージ・ナイル・キャスウェル夫人: ルシール・ノックス
- ユリウス・シュタイゲル: エドガー・ステリ
- サラ・アセナート・グリム: メアリー・アダムス
- エディス・アルダーソン: バージニア・ブリサック
- エド・ベネデック: ハリー・シャノン
- ナレーション: チェット・ハントリー
スタッフ
- 監督: ロバート・ワイズ
- 製作: ジョン・ハウスマン、ジャド・キンバーグ
- 原作: キャメロン・ホーリイ
- 脚本: アーネスト・レーマン
- 撮影: ジョージ・フォルシー
- 美術: セドリック・ギボンズ、エドワード・カーファグノ
- 舞台: エドウィン・B・ウィリス、エミール・クリ
- 編集: ラルフ・E・ウィンタース
評価
Rotten Tomatoesでは100%のスコアが付けられ、平均スコアは8/10である[3]。
受賞歴
| 賞 | 部門 | 対象者 | 結果 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 第27回アカデミー賞 | 助演女優賞 | ニナ・フォック | ノミネート | [4] [5] |
| 美術賞(モノクロ部門) | セドリック・ギボンズ エドワード・カーファグノ エドウィン・B・ウィリス エミール・クリ |
ノミネート | ||
| 撮影賞(モノクロ部門) | ジョージ・フォルシー | ノミネート | ||
| 衣裳デザイン賞(モノクロ部門) | ヘレン・ローズ | ノミネート | ||
| ナショナル・ボード・オブ・レビュー | ベスト10 | 5th Place | [6] | |
| 助演女優賞 | ニナ・フォック | 受賞 | ||
| ヴェネツィア国際映画祭 | 金獅子賞 | ロバート・ワイズ | ノミネート | |
| 審査員特別賞 | 全キャストの演技に対して | 受賞 | ||
| 全米脚本家組合賞 | 脚本賞 | アーネスト・レーマン | ノミネート | [7] |