重野なおき
From Wikipedia, the free encyclopedia
みずしな孝之、小坂俊史、神奈川のりこ、あっきうらの漫画家と親交がある。特に小坂とは親交が深く、共同で同人誌サークル「ジャポニカ自由帳」を結成、共著で作品集を出している。
デビュー前は教師を目指していたことから、中学校社会科・高等学校公民科一種教員免許状を所有している。
天然パーマで、数か月散髪をしないと髪がもさもさになることから、あだ名は「アフロ」。妻・藤島じゅんのブログでは「マリモ」と呼ばれており、実際に太い眉毛があるマリモ姿で登場している。なお、藤島の同人誌などでは人の形で書かれることもある。
趣味は麻雀、野球観戦(福岡ソフトバンクホークスファン)など。音楽はthe castanetsのファン。
作者の作風の特徴として、ほぼ全ての連載の1ページ目はページ上部、または下部に大コマ(扉絵)があり、その中に漫画のタイトル・連載回などが記載されている(ただし「じょしもん」のみ1ページ目は左右に分割された右側に扉絵・タイトルがある)。また、4コマのタイトルが、その4コマ目(8コマ目)のオチに対するツッコミ的な内容(例:「ひまじん」にてつぐみが目覚まし時計と間違って緑丸を叩き潰してしまった内容の4コマのタイトルが「隣に置いとくから」、のように)になっていることが多い(他の4コマ漫画ではあまり見られない)ことが挙げられる。もう一つの特徴は、作内のセリフの感嘆符(!)は、どの作品も「!!」のように2個使用している(同業の作家としては小坂俊史なども追従している)。ふきだしの外の手書きのセリフも同様2個使用である[注 1]。
来歴
父はJALの整備士、母は洋裁学校講師という一家に生まれる。兄は版画家の重野克明。
1999年、大学卒業後に竹書房の雑誌『まんがライフ』にて「さかさま大学ノート」でデビュー[注 2]。現在は、竹書房の4コマ雑誌、一般誌の白泉社の『ヤングアニマル』と系列のウェブコミック『マンガPark』で連載を行っている。かつては芳文社、双葉社の4コマ誌(4コマ漫画専門雑誌)などで作品を発表していた。双葉社の4コマ漫画雑誌で2018年6月時点で唯一連載していた『うちの大家族』が同月で連載終了し[注 3]、以後約2年半にわたり4コマ漫画誌上の定期連載がゼロだった時期があったが、2020年12月に『まんがライフオリジナル』上で『雑兵めし物語』の連載が開始されたことにより4コマ誌に復帰した[注 4]。
また、同人作家としても活躍し、商業誌以外でも同人誌即売会で作品を発表している。
2004年10月29日には「重野なおきスリーランフェア」と銘打って、竹書房・双葉社・白泉社の3社から同時に単行本が発売され、3冊同時にサイン会が行われた。2006年9月12日の日記と同日発売の『すくすくパラダイス』で結婚していることを公表。また、2009年3月16日の日記で妻が第2子を出産したことを公表した。現在は2児の父。
以前は8コマ漫画や同人を中心にショートストーリー系の漫画も描いていたが、現在は4コマ漫画のみ描いている。連載作品が終了した場合、同じ雑誌での新作の新連載は行わないケースが多い[注 5]。
当初は学園物などの現代劇を主に描いていたが、2008年の『信長の忍び』以降は戦国時代を扱った歴史物4コマを主に描いており、『雀荘のサエコさん』の連載を2020年7月に終了して以降、現代劇の定期連載の新作は発表していない[注 6]。
親交のあるみずしな孝之によれば、重野の執筆ペースは2016年時点では月産60ページにのぼり、「日本でいちばん多作な4コマ漫画家のひとり」ではないかとしている[4]。2020年の『政宗さまと景綱くん』終了後時点では、執筆ペースを月産24ページ(3作)に落としている。