野口武彦
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人物
早大時代は全国学生自治会連絡会議(全自連)のリーダーであった[3]。
専攻は近世の儒学だが、31歳で『三島由紀夫の世界』を上梓し、ついで『石川淳論』を出すなど、文芸評論家として華々しく活躍、ついで『洪水の後』など小説を書き、小説の単行本は三冊にのぼる。さらに大江健三郎や谷崎潤一郎を論じるが、1971年に最初の論文集『江戸文学の詩と真実』を刊行、その後も近世文学、思想と近代文学について執筆活動を続ける。1990年代以降は、近世の歴史事象を一般向けに書く仕事が多い。
『「源氏物語」を江戸から読む』で、村田春海の著として論じた「源語提要」は、五井蘭洲の著であることを中村幸彦が既に指摘しており[4]、また『忠臣蔵』では、言葉の使い方がおかしいと、高島俊男から指摘されている[5]。