野間岬
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野間岬(のまみさき)は、薩摩半島の西側にある鹿児島県南さつま市笠沙町に位置する岬で、薩摩野間岬灯台[1]が立つ景勝地。天気が良ければ、東シナ海に浮かぶ島々や開聞岳(かいもんだけ)を望むことができ、南さつま市を代表する自然景観の一つとして知られている。
野間岬は、記紀神話の「吾田の長屋の笠狭の御碕」(あたおぐだのながやのかささのみさき)とされており、ニニギノミコトが降り立ち、後に神武天皇の祖先が住んだとされる神聖な場所。この地は、朝日の直刺す国、夕日の日照る国として『日本書紀』や『古事記』に記され、歴史的・神話的に重要な意味を持つ場所とされている。古代より航海の要衝で、隼人族などの海洋民の信仰の中心で、海幸彦・山幸彦神話の舞台でもあり、隼人との関係性や王権との系図統合が語られてきた歴史がある。
