金二商事
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セブン-イレブン津田沼店
セブン-イレブン津田沼店はセブン-イレブンとしては日本第1号店となる豊洲店の開業(1974年)の翌年となる1975年12月13日に開業した。金二商事の5代目社長である三橋治久は京成津田沼駅前にて酒販店を経営していたが、この当時は習志野市の中心部である国鉄(現・JR東日本)津田沼駅周辺において、大手チェーンストアが相次いで大型の商業施設を出店し、激しい商戦を繰り広げていたこと(通称・津田沼戦争)から、会社としての生き残りを模索しており、新業態としてのコンビニエンスストアに魅力を感じて、参入を決断した[3][4][5][6]。
1990年代に地酒ブームが発生し、治久は日本酒の品揃えの拡充を望んでいた。しかし、当時の酒蔵は酒販店や問屋との取引を主にしており、例え酒類販売業免許を持っていたとしても[注 2]、コンビニには商品を卸さないとのスタンスを持つ蔵元も少なくなく、酒蔵との取引は困難を極めた。しかし、新潟県で八海山などを製造している八海醸造に5年にわたる交渉の末に直接取引が実現。息子の三橋聡康が津田沼店のオーナーを引き継いでからは他の酒販店からの助言を得ながら、全国の酒蔵を回り、取扱数を増やしていった[5][7][8]。
2016年にある日本酒愛好家が「コンビニにも関わらず、日本酒のラインアップが充実している」とSNSに投稿し、話題となった[5][8]。この注目により、津田沼店の知名度が上がったことで全国の日本酒愛好家や蔵元から「日本酒の聖地」と呼ばれるようになった。休日には首都圏以外の遠方からわざわざ訪れる客も少なくないほか、原則24時間年中無休というコンビニの利点を活かす形で、飲食店の店主が深夜に酒の仕入れ目的で来店したり、大晦日に正月の酒を求めて訪問する客もいる[5][8][9]。
日本酒の品質が劣化しないように津田沼店のバックヤードには専用の冷蔵庫を設置しており、コンピューターによって、一定の温度で適切に管理されている[5][8][9]。
2026年4月時点での日本酒の取扱い数は約350種類以上。取引先も酒蔵は約100蔵、焼酎は35蔵、泡盛は47蔵、ワインは25社に上る[5]。獺祭の取扱店にもなっており、同製品の高額転売問題を受けて、2017年12月に蔵元である旭酒造(現・獺祭)が正規販売店での購入を呼び掛ける新聞広告を読売新聞の朝刊に掲載した際には酒販店や高級スーパーマーケット、百貨店などに混じって、津田沼店も正規取扱店の一つとして記載された[9][10][11][12]。