金井宏之
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切手収集家として


当初、金井は一般的な切手収集家であったが[1]、第二次世界大戦後に日本、フィンランド、イギリス植民地の切手の専門的な収集家となった[1][7]。郵趣家どうしの交流を通して、金井はモーリシャスの「ポストオフィス切手」(「ブルー・モーリシャス」、Red and Blue Mauritius "Post Office" stamps)に注目するようになり、やがてその所有者となった。この貴重な切手は確認されているものが27枚あるが、そのうち6枚を個人所有し、この切手の最大のコレクターとなった。
1971年に金井は、1ペニーの赤い切手と2ペンスの青い切手を貼付してボルドーの宛先に郵送された「ボルドー・カバー」(ボルドー・レターとも)と呼ばれるカバー (Philatelic cover) を、1億2000万円で購入した。1988年、金井はボルドー・カバーを売却し[8]:13、残る金井のモーリシャス切手コレクションは1993年、デヴィッド・フェルトマン(David Feldman)によってチューリヒでのオークションにかけられた[9][10]。モーリシャスの古い切手183ページからなるこの「金井コレクション」は、ギネスワールドレコーズに「最も高価な切手コレクション」として認定されている[11]。
日本切手では、手彫切手の質・量ともに最高水準のコレクションを持ち、2003年の国際切手展〈BANGKOK2003〉でグランプリを受賞した。コレクションは三回忌の2014年に『金井宏之コレクション 日本手彫切手』全3巻の豪華本として出版され、当時で時価100億円は下らないと言われた[12]。 この手彫切手コレクションの一部は、切手文化博物館の特別展示で公開されることがある。
金井は多くの郵趣家の賞を受賞し、晩年は財団法人郵趣文化センター(2007年、切手文化博物館に改称)理事長、有馬切手文化博物館(神戸市)館長を務めた[7]。
栄誉
- 藍綬褒章
- Lichtenstein award - 1991年[13]
- Roll of Distinguished Philatelists - 1993年[3]