金子幸代

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金子 幸代
かねこ さちよ
人物情報
生誕 日本の旗 日本埼玉県
出身校 言語社会研究科
学問
研究分野 日本文学比較文学
研究機関
学位 博士号
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金子 幸代(かねこ さちよ、1954年昭和29年〉 - 2021年令和3年〉5月13日[1])は、日本日本文学比較文学研究者、富山大学名誉教授。フェミニズムの観点を盛り込んだ森鷗外研究を中心に、演劇映画も対象とした比較文学研究に取り組んだ[2]

埼玉県出身。お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程日本文学専攻修了(文学修士)[2]一橋大学大学院言語社会研究科博士課程言語社会専攻単位取得満期退学[2]

1990年平成2年)に神奈川県立外語短期大学専任講師となった。1995年(平成7年)4月に解雇となり、不当解雇として訴訟を起こしている[3](後述)。

1996年(平成8)12月から1997年(平成9年)3月まで、横浜市開港記念会館で鴎外文学教室を担当した[4]

2002年(平成14年)、富山大学人文学部教授[2]。富山大学へ赴任後は、地域に縁のある利賀演劇フェスティバル[2]小寺菊子についての研究なども行っている[5][6][7]

2008年(平成20年)、富山大学比較文学会を発足。研究発表会・講演会の開催や機関紙『富大比較文学』[8]の刊行等を行った。

2009年(平成21年)、富山文学の会を設立。

2011年(平成23年)、「鷗外と近代劇」により、一橋大学から博士(学術) を受ける[9]。同作により第21回やまなし文学賞受賞。

2014年(平成26年)、富山大学を退任、名誉教授となる。

訴訟

  • 1995年(平成7年)4月神奈川県立外語短期大学の専任講師を「日本語教授法」などの講義を行わなかった、また同僚への中傷行為を行い協調性に欠ける[10]として分限免職の処分を受けたが、不当なものとして県を提訴した[11]。金子は「学内での女性蔑視が続くことを知事に訴えたことが嫌悪された」と主張するも棄却された[10]。また、金子に対して「セクハラという虚偽の主張をされ名誉を傷つかれた」として同大の教授ら3人から名誉棄損での訴訟を行った[12]。民事は棄却されたものの[12]1999年6月8日、東京高裁は金子に損害賠償を命じる判決を下し、金子は抗議した[13]

著書

  • 『鴎外と<女性> ー 森鴎外論究』大東出版社、1992年
  • 『鴎外と神奈川』神奈川新聞社、2004年
  • 『鴎外と近代劇』大東出版社、2011年
  • 『森鴎外の西洋百科事典 『椋鳥通信』研究』鴎出版、2019年
  • 『鴎外 わが青春のドイツ』鴎出版、2020年

編著書

  • 『鴎外女性論集』不二出版、2006年
  • 『小寺菊子作品集 1 復刻 少女小説・小説』金子幸代編集・解説、桂書房、2014年、ISBN 978-4-905345-62-6
  • 『小寺菊子作品集 2 復刻 小説』金子幸代編集・解説、桂書房、2014年、ISBN 978-4-905345-63-3
  • 『小寺菊子作品集 3 復刻 随筆・評論』金子幸代編集・解説、桂書房、2014年、ISBN 978-4-905345-64-0

参考

出典・脚注

外部リンク

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