金川晋吾
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| 金川 晋吾 (かながわ しんご) | |
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| 国籍 |
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| 出身地 |
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| 生年月日 | 1981年 |
| 最終学歴 | 東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士課程修了 |
| 作品 | 『father』『長い間』『いなくなっていない父』 |
| 公式サイト |
kanagawashingo |
| 受賞歴 | |
| 第12回三木淳賞(2010年) | |
金川 晋吾 (かながわ しんご、1981年 - ) は、日本の写真家。親族や同居人など身近な人々を撮影し、自己と他者との関わりを考察する作品で知られる[1][2]。写真には日記や文章を添え、言葉による表現も行う[1][3]。主な作品に、失踪を繰り返した父を撮影した写真集『father』や、その後を綴ったエッセー『いなくなっていない父』[4][5]、病院で暮らした伯母の約10年間を写真と日記で記録した『長い間』などがある[6][7]。
京都府生まれ[8][1]。高校時代に写真を始める[4][3]。2006年神戸大学発達科学部人間発達科学科卒業[9][10]。在学中に休学し、2003年から2005年までインターメディウム研究所(IMI)で写真家の鈴木理策に学ぶ[3][11]。2015年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻博士課程修了[12][13]、「写真と存在 父という他者を撮ることについて」で博士(美術)[14]。
2008年より父の撮影を始め[15][16]、2010年に第12回三木淳賞を受賞[12]。2016年には、失踪を繰り返した父の姿を写真と日記で綴った写真集『father』を刊行し、多くの反響を集めた[15][17]。しかし「失踪する父を撮る写真家」と紹介されることや、父が「失踪する父」として語られることが多くなった一方で、実際には父は長期間の失踪を繰り返していたわけではなく、近年は安定した生活を続けている[18][19]。この「失踪」という語による単純化への違和感などから、2023年には「いる父」の多面的な姿や親子関係の複雑さを文章で綴った『いなくなっていない父』を刊行した[20][21][22]。

2010年以降は、20年以上消息不明だった伯母(実父の姉)も撮影し、2016年「あざみ野コンテンポラリー vol.7 悪い予感のかけらもないさ展」(横浜市民ギャラリーあざみ野)で発表[24][25]。2018年に個展「長い間」を開催し[24][12]、2023年に約10年間にわたり病院で暮らした伯母の姿と日記を収めた写真集を刊行した[26][27]。
2024年には、百瀬文、斎藤玲児、森山泰地らとの生活やその中での自身の変化を記録した『明るくていい部屋』[28][29]と、長崎のカトリック文化や平和祈念像などを題材とした『祈り/長崎』を刊行した[28][6]。
2021年から、参加者同士で日記を共有し数カ月間書くワークショップを継続的に開催している[30][31][32]。また日記を持ち寄り、声に出して読む「日記を読む会」も主催している[33][31]。
主な展覧会に、「長い間」(2018年、横浜市民ギャラリーあざみ野)、「同じ別の生き物」(2019年、アンスティチュ・フランセ)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ」(2022年、森美術館)[34][33]、「祈り/長崎」(2024年、MEM)などがある[1]。
受賞
著書
単書
- 『father』青幻舎、2016年2月
- 『いなくなっていない父』晶文社、2023年4月
- 『長い間』ナナルイ、2023年4月
- 『祈り/長崎』書肆九十九、2024年10月
- 『明るくていい部屋』ふげん社、2024年10月
共著・寄稿
- 『渋谷実巨匠にして異端』(担当範囲「コラム 自分が何を求めているのか。そんなことはわからない。-映画『自由学校』をみて」)志村三代子, 角尾宣信:編ほか、水声社、2020年10月
- 『犬たちの状態』太田靖久との共著、フィルムアート社、2021年[40]
- 『集合、解散! : 三人の日記』植本一子、滝口悠生との共著、2023年[41][42]
- 『喫茶スイス : 1972-2022』川井操:編著, 金川晋吾:写真、あしがる出版、2024年7月
- 『誕生日の日記』阿久津隆, いがらしみきお, イリナ・グリゴレ, 植本一子, 大崎清夏, 金川晋吾, 古賀及子, 柴沼千晴, 鈴木一平, pha, 三宅唱, 三輪亮介, me and you:著、日記屋月日、2024年7月
- 『傷病エッセイアンソロジー : 絶不調にもほどがある!』上坂あゆ美, 金川晋吾, 堀道広, 星野文月, 武田砂鉄, 玉置周啓ほか:著、BREWBOOKS、2025年10月
ほか