金時羊羹
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歴史
小原為次郎が1923年(大正12年)3月に羽幌村(現・羽幌町)にて「梅月」を創業する[1]。当初は饅頭、きんつば、飴などを製造、販売していた[1]。
1935年に羽幌炭鉱が操業を開始し、良質の石炭を算出することから、羽幌町が栄えていったこともあり、「梅月」の商売は軌道に乗っていった[1]。当時、アワビの貝殻に羊羹を流し込んだ「アワビ羊羹」が人気だったが、これを小型化して最中にしたものを為次郎は創案した[1]。
北海道で「金時」というと「金時芋」ではなく「金時豆」を指すが、為次郎は金時豆を用いた羊羹を創案した[1]。紙箱には近所だった看板屋の本間庄吉が描いた「熊にまたがる金太郎」が「金時」にちなんで描かれている[1]。金時羊羹の発売開始時期は「昭和初期」と伝わるが、正確な年数は不明である[1]。
為二郎は「羊羹さえあれば店を続けていける」「羊羹と最中だけは作り続けてほしい」「味の秘訣は心を込めること」と生前に語っており、その想いは2代目・政勝、3代目・克美、4代目・健嘉へと引き継がれている[1]。
パッケージ、製法ともに初代・為二郎のものを踏襲しているが、一人暮らしの町民が増えてきたことから、健嘉の代でミニサイズの金時羊羹を製造、販売するようになった[3]。

