金気水
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土中深くに存在する鉄は純粋な鉄として水に溶け込み、緑茶の色が変わるといった問題はあるものの飲用にあたっての問題は生じない[2]。しかし空気が入り込むほど浅い場所に多くの鉄やマンガンが存在する場所では湧水や井戸水に錆びた粒子が混じり、赤茶色の水となる[2][4]。このような水は金気水と呼ばれ、そのままでは飲用や生活用水には適さない[3][4]。そのため上水が整備されるまでは金気水が出る地域の人々は深井戸を掘るか、川の水や濾過機を使って用水を確保した[4][5][6][7]。こうした地域の人々も上水道の普及によって用水について悩まされることはなくなっていった[8]。
その一方でその金気水を利用した「泥染め」が日本各地に存在する。これはタンニン系の染料で染めた布などを金気水に浸けることで黒い発色を得るものであり、絹織物を染め上げる久米島や奄美大島のものが有名である[1][9]。かつては秋田県男鹿市やアイヌ民族でも泥染めが行われていた[9][10]。
伝承
脚注
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- 1 2 3 『日本の色 : 植物染料のはなし』1983年。doi:10.11501/12654489。https://doi.org/10.11501/12654489。2025年8月2日閲覧。
- 1 2 3 『岡山地名考』1985年。doi:10.11501/9575856。https://doi.org/10.11501/9575856。2025年8月2日閲覧。
- 1 2 『青田の史説』1979年。doi:10.11501/9570103。https://doi.org/10.11501/9570103。2025年8月2日閲覧。
- 1 2 3 4 『泉湧く里 : 四国讃州仲多度郡』1987年。doi:10.11501/13197347。https://doi.org/10.11501/13197347。2025年8月2日閲覧。
- ↑ 『筆岡の習俗』1986年。doi:10.11501/9576105。https://doi.org/10.11501/9576105。2025年8月2日閲覧。
- ↑ 『子雷 1(10)(10);1986・12』1986年12月。doi:10.11501/12860689。https://doi.org/10.11501/12860689。2025年8月2日閲覧。
- ↑ 『家庭理科ハンドブック』1950年。doi:10.11501/2459242。https://doi.org/10.11501/2459242。2025年8月2日閲覧。
- ↑ 『市政 7(1)(66)』1958年1月。doi:10.11501/2711367。https://doi.org/10.11501/2711367。2025年8月2日閲覧。
- 1 2 『菅江真澄と秋田の風土』1975年。doi:10.11501/12262856。https://doi.org/10.11501/12262856。2025年8月2日閲覧。
- ↑ 『Hoppoken = 北方圏 北の今・人・明日 冬(78)』1992年1月。doi:10.11501/2832894。https://doi.org/10.11501/2832894。2025年8月2日閲覧。
- 1 2 『今治の伝説』1970年。doi:10.11501/12467717。https://doi.org/10.11501/12467717。2025年8月2日閲覧。
- 1 2 『弘法大師伝説集』1974年。doi:10.11501/12272345。https://doi.org/10.11501/12272345。2025年8月2日閲覧。