釧路銀行は、1907年(明治40年)に元農商務省次官の前田正名と、政商の武富善吉によって設立された地方銀行である。本店は釧路市に置かれ、当初より北海道東部における地域開発、特に阿寒湖周辺の山林事業や製紙業(前田製紙)と関連した事業への関与があったとされる[1]。
前田は薩摩藩出身の官僚であり、北海道における殖産興業の一環として、同地で最初の製紙工場を設立した人物でもある[2]。
なお、従来一部で見られる「政府の鉄道事業における支払い銀行としての機能」「主に不動産開発を行った」との記述については、信頼性の高い出典が確認されていないため、本記事では断定的な記述を避ける。