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鉄道路線

出発地と目的地の間に敷設された鉄道の線路の区間 From Wikipedia, the free encyclopedia

鉄道路線(てつどうろせん、英語: railway line)とは、出発地(起点)と目的地(終点)の間に敷設された鉄道の線路の区間である。

鉄道路線は相互に連絡し合い、迂回路を形成して網の目状になることにより、初めて鉄道網となる。

概要

東海道本線東京駅-熱海駅間の運転系統図

狭義では、後述のように法令に基づいて定められたものが路線である。

ただし実際の列車は狭義の路線に従って運行されるとは限らず、一つの路線が複数の運転系統によって用いられたり、一つの運転系統が複数の路線をまたいでいたりする。たとえば京浜東北線のような複数の路線にかかわる運転系統についても、広義の意味で「路線」と呼ばれる。

また、東海道本線の一部区間をJR京都線とするような、狭義の路線に一致しない区間に愛称(路線愛称)をつけることも多くなっており、これらも「路線」と呼ばれる。

山手線のように、路線と運転系統の両方に用いられ、両者が一致していない名称もある(同項目冒頭参照)。

日本の鉄道路線

日本の法令上は、列車の運転系統にはかかわらず、公式に規定された起点と終点の間が一つの路線である。

鉄道事業法(昭和61年法律第92号)第4条で、鉄道事業の許可を受けようとする者が、国土交通大臣に提出する申請書に記載すべき項目として「予定する路線」がある。

鉄道事業法施行規則(昭和62年運輸省令第6号)第3条には、上記の「予定する路線」について記載しなければならない事項として「起点及び終点」、「主要な経過地」を挙げている。

日本国有鉄道(国鉄)時代の路線の名称は、「国有鉄道線路名称」を元にしていた。国鉄分割民営化後は、各社が定めた「線路名称」で規定されている。私鉄においてもこれと同様の規定がされている。

鉄道路線の分類

鉄道路線は以下のように分類される。

主従関係による分類
輸送量による位置づけや運賃体系による分類
計画段階・営業の有無による分類
運行系統
正式な路線名ではなく、愛称や通称などによって広く認知されている路線
例:京浜東北線、埼京線など
新幹線と在来線
高速長距離輸送専用の鉄道。標準軌の専用線路で高速運行。
例:東海道新幹線、山陽新幹線、東北新幹線、北海道新幹線など
新幹線以外の路線、新幹線に満たない規格(狭軌や200km/h未満の最高速度など)で建設された路線。
例:東海道本線、山陽本線、東北本線、函館本線、山手線、大阪環状線など
山形新幹線や秋田新幹線は新幹線と在来線を直通する列車であり、これらが走行する在来線区間も標準軌に改軌されているが、在来線区間の最高速度は130km/h程度に抑えられている。
形態による分類
JR各社が保有あるいは運営している路線。
  • 私鉄路線(私鉄線、民鉄線などとも)
民間会社が保有あるいは運営する路線。都市間・通勤・通学利用が中心。
例:東急田園都市線、京王線、小田急小田原線、阪急京都線など
第三セクターの事業者が保有あるいは運営している路線。
都市内中心部を効率的に移動するための鉄道。多くは地下に敷設され、駅間距離は短い。
例:東京メトロ銀座線、Osaka Metro御堂筋線、福岡市地下鉄空港線
利用者が少ない地方都市や農村部を結ぶ鉄道。観光利用もある。
例:五能線、宗谷本線、根室本線
その他

鉄道路線の一覧

関連項目

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