銅山
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主要な銅山
鉱毒・公害
鉱山そのものにも、山を削ることによる環境破壊的要素があったが、銅山の場合は更に「鉱毒」と呼ばれる環境問題を引き起こした。日本でも足尾鉱毒事件が有名である。
銅山による鉱毒公害は、2つの要素に分けられる。ひとつは、銅イオンや銅鉱石に含まれる砒素・カドミウム・硫酸成分をはじめとした重金属・有害化学物質による水系汚染であり、もうひとつは精錬に際して生じる亜硫酸ガスによる大気汚染である。前者は、流域の農作物などに被害を与え、後者は精錬所周辺の植物に被害を与えた。
日本における銅山は減少の一途をたどった結果現在では全て閉山しているが、廃坑になった銅山についても、坑道からの排水の浄化などの汚染対策が行われている。また、亜硫酸ガスによって植生が破壊されたことから、傾斜面の崩落が続く被害が引き続き発生している。

